アフリカオオコノハズク は、小さめで飼いやすく、表情に愛嬌があって人気です。
アフリカオオコノハズクは、ペットショップで 販売 されているのでしょうか?ペットとして飼うなら、どんな飼育用品をそろえたらよいのでしょうか?
アフリカオオコノハズクと飼育用品はどこで販売されている?
顔のふちどりが特徴的なアフリカオオコノハズク
アフリカオオコノハズクは、アフリカ南方の乾燥した地域に生息するフクロウ目フクロウ科に属する鳥類です。愛好家からは「アフノコ」とも呼ばれています。体長は20~24cm、体重は約200gです。
コノハズクの種類の中では大きい方ですが、フクロウの仲間の中では一番小さい鳥です。体全体がグレーの羽で覆われ、おなかの縦縞と白い顔をぐるりと囲む黒い縁どりが特徴です。鮮やかなオレンジ色の丸い目と、耳のように見える長めの羽角も魅力的です。
アフリカオオコノハズクの一番の特徴は、敵が近づいてきた時の擬態です。敵が遠い時は、可能な限り体を細く縮め、木の枝になりすますことで身を隠そうとします。敵が近くにいる時は、逆に羽をいっぱいに広げ、体を膨らませて3倍ほどの大きさに見せて威嚇します。
普段の姿、枝に化けようと細くなる姿、大きく膨らんで威嚇する姿があまりにも違うため、生態が面白い鳥として人気が出ました。
アフリカオオコノハズクの入手方法は?
アフリカオオコノハズクを入手するには、エキゾチックアニマルを扱う専門店、またはフクロウ専門のブリーダーにまず問い合わせましょう。
値段の目安は約20万円ですが、個体の年齢や状態、取扱業者により大きな差があります。取扱業者に購入後のアフターケアまで依頼できるかどうかも、購入時の大きな判断材料となります。
必要なアフターケアとは、ツメやクチバシのカット、脚のジェスやアンクレットの交換などです。クチバシが伸びるとエサが食べにくくなります。十分に食べることができなければ体調を崩してしまうかもしれません。
アフリカオオコノハズクに健康でいてもらうためには、定期的なメンテナンスが必要です。アフリカオオコノハズクの寿命は10~15年です。将来のメンテナンス代にどれくらいかかるかも念頭に置いておきましょう。
ヒナから飼育するのは難しいので、ある程度成長した個体から飼い始める方が簡単です。ほとんどの専門店ではインプリントされている個体が販売されています。
インプリントとは、孵化して10日目までに人間の手によって飼育を始めることです。そうすると、人に慣れ、飼育しやすくなります。
飼育に必要なグッズは?どこで販売されている?
パーチ(止まり木)は必須アイテムです。アフリカオオコノハズクは、ほとんどの時間をパーチの上で過ごすので、脚でつかんだ時にちょうどいいサイズのもので、しっかりと固定されているものを選びましょう。パーチは、17,000~25,000円程度で購入できます。
ケージで飼育する場合は、羽を広げた時でも十分に動き回れる大きさのケージを用意してください。小鳥用の鳥かごでは狭すぎるので、猛禽類専用の大きなケージが必要です。ケージに入れず、パーチに繋ぐだけの係留飼育も可能です。
アフリカオオコノハズクのエサは、マウス、ヒヨコ、ウズラなどです。冷凍されたものをまとめて買うことができます。
エサはピンセットを使って、1日1~2回与えます。冷凍の肉だけでは栄養不足になるので、猛禽類用のビタミンやカルシウムも一緒に与えましょう。
アンクレット(足革)は700円程度、アンクレットに通して使うジェス(手綱)は1、500~1,700円程度です。
アフリカオオコノハズクをパーチに繋ぐためのリーシュは、登山用のロープが利用できます。手に乗せる時に必要なファルコングローブは10,000~15,000円程で販売されています。
アフリカオオコノハズクに水浴びさせるための霧吹きと、パーチの下に敷くペットシートも必要です。
飼育に必要なグッズは、鳥を扱うペットショップでも販売されていますが、あまり専門的なものはありません。猛禽類を扱う専門店の方が飼育に必要なグッズを各種取り揃えています。
まとめ
アフリカオオコノハズクと飼育用品はどこで販売されている?
顔のふちどりが特徴的なアフリカオオコノハズク
アフリカオオコノハズクの入手方法は?
飼育に必要なグッズは?どこで販売されている?