飼い主と一緒にいるのが大好きな バーニーズマウンテンドッグ 。体が大きくても落ち着きがあり、フレンドリーな性格で飼いやすいと言われています。
大型犬の中でも人気のあるバーニーズマウンテンドッグの 性格 と行動をご紹介します。
心優しく人なつこい性格のバーニーズマウンテンドッグ
社交性があり温和な性格
バーニーズマウンテンドッグが人の手伝いをするようになったのは、2000年ほど前と言われています。
スイスが原産で、アルプスの大自然の中で、放牧のお手伝いや荷物運びをしていました。
成犬になると、オスは体高70センチ、体重は50キロほど、メスは体高65センチ、体重は45キロほどになります。
とても大きな体ですが、いつも落ち着いていてフレンドリーです。優しい目をしていて、ほほえんでいるような表情をみせるので、側にいると癒されます。
人と一緒にいるのが好きで、社交性があり、柔和な性格です。飼い主には特別愛情を注ぐので、家族の中に子供がいる場合は良い遊び相手になります。
バーニーズマウンテンドッグのそばにいる時はできるだけスキンシップをとって、愛情を表現してあげましょう。
用心深く番犬として理想的
バーニーズマウンテ・ドッグは、とても頭が良く、頼れる犬です。2000年も前から人が出す指示に従って働いてきたので、飼い主や周りの状況を観察し、判断することが得意です。
しつけをすれば、良いことと悪いことを理解するのが早く、飼い主が望むことを表情からも察するようになります。
先祖が番犬として働いていたので用心深い性格で、「番犬として最適な犬」の上位にランクインするほどです。
飼い主や家族が安全であるように気を配り、家と敷地内に問題がないかつねに警戒するので、番犬としても活躍します。
不審な音を聞いたり、不審者が家の周りをうろついたりするようなことがあれば、すぐに飼い主に教えてくれるでしょう。人の役に立つことに喜びを感じる性格です。
さびしがりやで孤独がきらい
バーニーズマウンテンドッグは、ひとりでいることを嫌がります。
忍耐強い面があるので、短い時間であれば、じっとおとなしく飼い主の帰りを待ちますが、長時間の留守番となるとストレスがかかり、家の中の物にあたって壊してしまったり、長時間吠えたりします。
とてもデリケートで、飼い主や家族と一緒にいれば安心するのですが、ひとりだけ離れた場所に残されると寂しさのあまり欲求不満におちいり、問題行動を起こしてしまうことがあります。
献身的で温和な犬なので、留守番は平気だろうと思われがちですが、バーニーズマウンテンドッグを飼うのであれば、常に誰かが在宅している環境が望ましいです。
また、犬小屋を庭に置き、外で生活させるような飼い方は不向きです。孤独を嫌う性格なので、寝床は屋内に用意してください。
小さい頃からしつけをして、いろんな体験をさせよう
バーニーズマウンテンドッグは、優しく、賢く、従順で、家族に迎えるのに最適な犬ですが、やはり最初のしつけは大事です。
もともと温厚な犬だと決めてかかり、しつけを怠ると、わがままで手に負えない犬になってしまいます。
反抗的で身勝手な性格にしてしまうと、なにかのはずみで人を噛んでしまう可能性もあります。体が大きいので、問題行動を起こすとなかなか止められません。
そうならないように、できるだけ仔犬の頃からしっかりとしつけましょう。
しつけの際には、飼い主が主人であることをはっきりと教えて、主従関係を理解させると、大きくなっても素直でおとなしい犬に育ちます。
もともと頭が良く、理解が早いので、教えれば言いつけを守るようになります。バーニーズマウンテンドッグの仔犬は、好奇心旺盛で、遊ぶのが大好きです。
遊ばせながら、良いこと、悪いことを学ばせ、たくさんほめて良いところを延ばしましょう。
できるだけ小さいうちに自然や人や動物たちに触れ合わせ、社交性を高めると良いでしょう。
まとめ
心優しく人なつこい性格のバーニーズマウンテンドッグ
社交性があり温和な性格
用心深く番犬として理想的
さびしがりやで孤独がきらい
小さい頃からしつけをして、いろんな体験をさせよう