ビジョンフリーゼ のような毛の長い犬種は 抜け毛 が気になる方もおおいのではないでしょうか。ですが、ぬいぐるみのように愛らしい容姿のビションフリーゼは小型犬のなかでも人気の高い犬種です。
今回は、ビジョンフリーゼの抜け毛対策とケア方法、そして毛のお掃除の仕方についてご紹介いたします。
ビションフリーゼの抜け毛対策とお掃除方法
ビジョンフリーゼのブラッシング
ビションフリーゼを飼うにあたって覚悟しなくてはならないのは頭のアフロはもちろんですが、体毛の二段構えのお手入れは手抜きは厳禁です。
上の毛は巻き毛で硬く、下の毛はやわらかく細かい毛をしています。
ドッグショー出場を目指す目指さないに関わらず、ブラッシングやトリミングをこまめにしてあげないとボロ雑巾のような容姿になってしまいます。
寒い季節は体温が逃げないのは良いのですが、暖かくなるとゆでダコになってしまいます。そうならないように毛が抜けて体温を調整します。
この生え変わりの時期を換毛期といい特に抜け毛が多くなります。ブラッシングやトリミングは毎日行いましょう。1日くらいいいやとサボるとどんどん飼い主さんの苦労が増えるばかりです。
また不要な毛が少なくなるとからだが身軽になりビションフリーゼも元気になります。
美意識が高いかどうか定かではありませんが、お手入れをされるのは大好きですから習慣になると自分から催促してくるようになります。
お忙しい方しかいないようなご家庭には向いていない犬種といえます。
毎日のケア方法
ついつい忘れがちなのが足の裏の毛です。肉球のすき間に毛がボサボサ生えています。これを放置するとケガの原因になるのでお手入れは欠かせません。
足裏に毛があると滑りやすくなり踏ん張るために足腰に余分な負担をかけることになります。
毎日踏ん張って歩いていたら疲れるだけではなく、疲労骨折や変形性股関節症のような症状に見舞われても不思議ではありません。
家の中でも疲れますが、外ではさらに神経をつかいます。路上のホコリや細かなものを絡ませて血がにじんできたらあまりにもかわいそうです。
面倒くさがらずに人の子なみにお世話しましょう。からだ全体では風通しを意識してお手入れします。
ビションフリーゼはお手入れをしないと1、2日であっという間に毛玉、からまったりもつれたりで地獄絵図になります。
ご飯を食べていれば死にはしないというのは大間違いで、この風通しの悪い状態は細菌の繁殖を助長し蒸れを促進し、ビションフリーゼも不愉快な表情をしているはずです。
一見みえないところ、たとえばお腹や脇の下なども毛玉ができやすいので毎日チェックしましょう。
ブラッシングは1本ではなく何本か使いわけると楽です。トリミングは月に1~2回以上が理想です。
お掃除の時短方法
ビションフリーゼを飼うなら、おそうじは毎日するものと心得ましょう。うちはみんなそれほど潔癖ではないし、毎日ではなくても大丈夫とは考えないほうが良いです。
抜け毛が浮遊しているのは清潔ではありませんし、人間もビションフリーゼやほかの動物も知らず知らずお口やお鼻から吸い込んで健康を害することは明らかです。
抜け毛のおそうじというと通称コロコロが最もスグレモノのような気がしますが、スポンジモップもお勧めです。
まず掃除機でおおまかに抜け毛を吸い取ります。そのあとでスポンジモップで軽く拭きますと掃除機を逃れた残りの毛がまとまります。
これを掃除機で吸い取り、余裕のある方は最後にコロコロをするとカンペキです。コロコロのみよりも短い時間で終了します。
しかしこのお掃除を毎日繰り返すのはあまり現実的ではないでしょう。完璧主義者のご家庭では飼われないほうがお互いに幸せかもしれません。
家のなかのみならず、玄関周りのおそうじもあります。集合住宅であれば毛玉が玄関の外に出ないように気をつけなくてはなりませんし、一戸建てでも隣近所のお洗濯物に付着しないように外に掃き出すのは控えたほうが良いでしょう。
かわいいのでガマンできるのは身内だけであることを忘れずに、周囲をよく見渡しておそうじしてください。
まとめ
ビションフリーゼの抜け毛対策とお掃除方法
ビジョンフリーゼのブラッシング
毎日のケア方法
お掃除の時短方法