ブルテリア は、昔気性が荒いと言われていたブルドッグが掛け合わされた犬種のため、ペットで飼うのは難しいと考える人もいるでしょう。
しかしさまざまな改良がおこなわれ、現在は穏やかな性格と言われています。あまりショップではみかけませんがどのくらいの 価格 なのでしょうか。
面長で小さい目のブルテリアの価格は?性格は荒々しいの?
ブルテリアってどう猛なの?
顔の凹凸はなく、頭から一直線に伸びた顔立ちのため少し面長で、小さな目と大きく立った耳が非常に印象的なブルテリア。
ブルテリアはスタンダードな大きさのタイプと、1990年代初頭に新たに加えられた小さめなタイプのミニチュアブルテリアがいます。
スタンダードなブルテリアは体高60cm弱、体重25kg前後で、ミニチュアブルテリアは体高30cm前後、体重15kg弱の大きさです。
狭小の日本の家屋でも飼いやすいミニチュアブルテリアのほうが日本国内でのシェアは多いようです。
ブルテリアはブルドッグの最初の姿であるオールド・イングリッシュ・ブルドッグと、スタッフォードシャー・ブルテリア、そして既に絶滅しているイングリッシュ・ホワイト・テリアを掛け合わせた犬種です。
これらの犬種は昔、人間が楽しむためのゲームで牛や熊などと闘わせる犬として扱われていました。
時代と共に闘犬としての役割がなくなって以来、現在のブルテリアの姿になるまでには、大きさや毛の抜けにくさなどをはじめとして、人間と共存するためにさまざまな改良がおこなわれてきました。
改良に加え、人間との関わりをもつことで闘犬としての荒々しい性質も徐々に失われ、今では非常に穏やかな性格と言われています。
闘犬のような激しい性格は現在では表面的に出ることはほとんどなく、ほかの犬にけしかけられたり、突然の驚きに対して反応する限りが多いと言われています。
一方体型は掛け合わされた犬種の姿に加え、闘犬としての姿を引き継ぎ、腰回りや足つきも比較的シッカリとしています。
また顎の力がとても強いと言われています。
非常に活動的でもあるため、散歩はシッカリとしたほうが良いでしょう。
しかしペットショップでもあまりみかけることがないブルテリアは、果たしていくらくらいの価格設定がされているのでしょうか。
ブルテリアってどこでも売ってる?
価格はほかの犬種同様メスのほうが高く20万円弱、オスは15万円弱程度で販売されているようです。
ブルテリアやミニチュアブルテリアは、日本で流通している頭数は非常に少ないようで、柴犬やトイプードル、チワワ、ポメラニアンなどと比較すると、常にペットショップに店頭販売されている犬種とは言えません。
そのためインターネットで日本中のブリーダーからブルテリアの購入可能なところがないか探す人も多いようです。
流通頭数が少ないだけに、ブリーダー以外からの購入の場合では、チェーン展開しているペットショップのほうがお勧めです。
店舗数が多ければ、ほかの店舗でブルテリアの取り扱いがあれば購入希望店舗に移送してくれる可能性が高く、入手は比較的しやすいかもしれません。
遠い場所からの購入は難しい?
ボクサー、シーズー、ブルドッグ、チャウチャウ、フレンチブルドッグ、パグ、ボストンテリア、チンなどは短吻種(たんふんしゅ)や短頭種と言われ、鼻がペチャンと低い種類に属する犬種になります。
通常犬は温度の変化に対して、舌を出して「ハー、ハー」と呼吸することによって体温を調整します。
しかし短吻種や短頭種はそもそも気道が狭く、激しい呼吸による気道確保が難しいために、ほかの犬種と比較して対応調整が難しく熱中症になりやすい種類です。
犬は飛行機では貨物室での搭乗となります。機体は貨物室内の室温も快適な温度に保っていますが、状況に応じて一時的に適温よりも高くなったり低くなったりすることもあります。
しかし短吻種や短頭種に属する犬種はわずかな時間でもその環境下に置かれると、最悪な場合命を落とす危険もあります。
そのため各航空会社では初夏から初秋にかけて、または一年中、国際線だけでなく国内線でも、短吻種や短頭種に属する犬種の飛行機への搭乗を禁止しています。
ブルテリアも航空会社によっては、搭乗禁止の種類に属します。
そのためもし価格も手ごろで購入を希望するブリーダーやペットショップがみつかったとしても、シーズンによって、または通年、空路を使っての移送が難しいと言うことは理解しておきましょう。
そのためどうしても車で行けるような場所で販売されているブリーダーやショップからの購入に限られる可能性が高くなります。
まとめ
面長で小さい目のブルテリアの価格は?性格は荒々しいの?
ブルテリアってどう猛なの?
ブルテリアってどこでも売ってる?
遠い場所からの購入は難しい?