チワワ は両手で容易に抱えられるほどの小ささで、ぬいぐるみのような愛らしさからCMでも起用され、ますます人気を博し、日本国内でも常に上位にあがるほどです。
しかし 警戒心が強い 性格 のため、ほかの犬種よりも比較的吠えやすいと言われていますが、実際はどうなのでしょうか。
マスコットのように小さく可愛いチワワは警戒心が強い性格?(前編)
チワワって?
チワワという名称は、元々チワワが自然界で生息していたメキシコのチワワ州からとったと言われています。
3kg程度の子が多く、近年では2kgにも満たないより小さい子が好まれていて、世界中の犬種の中でももっとも小型と言われ、マスコット的な存在として多くの人たちを魅了しています。
数十年前までは、チワワと言えば短毛のスムースコートチワワだけでしたが、品種改良された長毛のロングコートチワワが出回るようになってからは、日本国内でもトップクラスの人気者となりました。
毎年、人気ランキングでも必ずベスト3に入るほどの人気です。性格としては、飼い主に対しては非常に友好的で甘えん坊ですが、臆病で警戒心が強い個体が多いと言われています。
警戒心が強いとよく吠える?
チワワに限らず、超小型犬や小型犬は体が小さいからこそ身を守るため警戒心が強い性格の個体が多いと言われています。
人や犬以外の動物、犬同士などさまざまなものに対して、威嚇という意味合いで吠えやすい個体が多いと言われています。
中でもチワワは特に警戒心が強い上に、最小級の犬種と言われているにもかかわらず、大きな犬種の犬に対しても逃げ腰になるのではなく、吠えて立ち向かって行こうするほど強気な部分があります。
警戒心が強い性格の犬種は吠えやすい傾向にあって、一見飼いにくいのではないかと考えられますが、番犬としては最適です。
愛玩犬として親しまれている犬種は、飼い主宅に犬が初対面の訪問者が来ても、吠えることもなく最初から尻尾をフリフリして甘える仕草をみせるなど非常に人慣れの早い子が多い傾向にあります。
それは日ごろから飼い主の在宅時間が多く、常に訪問者を迎えられる環境にある場合は、愛らしく人慣れの早い犬種は理想的でしょう。
しかし仕事などで日々不在がちの場合、家を守るためにも、少しでも警戒心が強く、飼い主や飼い主が認めた人以外は簡単に家に寄せ付けない犬種のほうが適しているのではないでしょうか。
また警戒心が強い犬種は、誰も彼もと吠えるわけではありません。
飼い主が友好的に対応している姿をみたり、危害を与えず安全な相手だと判断すると、途端にその相手に甘える仕草をみせるなど愛らしい関わりをもつようになります。
よく吠えると言われている犬は、一見その子自身の性格だけが問題のように感じますが、飼い主がよく吠える環境を作り出してしまっている可能性も多々あります。
そもそも吠えやすいと言われている犬種にも関わらず、訪問者の多い玄関先や、常に人や車どおり、耳慣れない音に触れる機会が多いガラス窓沿いにケージを置くなどは、わざわざ飼い主が作り出した吠えやすい環境と言えます。
まとめ
マスコットのように小さく可愛いチワワは警戒心が強い性格?(前編)
チワワって?
警戒心が強いとよく吠える?