片手でも容易に抱えられるほどのおチビちゃんサイズに、クリクリお目々が心奪われる可愛さが本当に愛おしい チワワ 。
一見大人しくみえるチワワも、時に興奮するほど吠えたりする一面もある 性格 の持ち主。それは オス 、メス関係あるのでしょうか。調べてみました。
最小チワワは小さいから警戒心が強い性格?オスのほうが?(前編)
小さい犬は吠えやすい?
大型犬よりも中型犬や小型犬の方がどちらかというとよく吠える傾向があると言われています。
大型犬でよく吠える犬は、その犬種の祖先がこの世に誕生したころの役割に関係があるようです。
闘犬や番犬として飼育されていた犬種は、闘争心や縄張り意識が強く、ほかの犬や知らない人をみると襲いかかりそうな勢いで興奮して吠えるといった性格の個体が多かったようです。
長い歴史の中で、次第に犬の役割が闘犬や番犬といった強いものから、牧畜犬や鳥猟犬、人間の仕事を手伝ったりする作業犬や使役犬などと役割を変えていきました。
それに伴い、よく吠える犬種も仕事に応じて吠えるという形に変化していき、徐々に吠えにくい性格へと変わりました。
しかしここで大型犬、中型犬、小型犬の道がわかれました。
働く犬は、より活動しやすいように体の大きさを小型化に改良を重ねました。小型になり、ますます活躍の場を増やします。
狩猟犬ではダックスフンド、アメリカンコッカースパニエル、ビーグル、プードルなどが代表的な犬種です。
一方で大型犬は、大きな体から仕事での活躍の場よりも愛玩用として可愛がられる生活を始めることで吠える必要性があまりなくなり、従順で服従する賢い犬へと数十年、数百年かけて変化してきました。
中型犬と小型犬も大型犬同様に、愛玩用として比較的大人しい犬と掛け合わせたり、少しずつ改良が繰り返されました。
しかし大きくて凶暴な動物たちにも立ち向かう狩猟などの役割で活躍していた歴史を終えてからまだ数十年、長くても100年前後しか経っていない犬種が多く存在します。
そのため愛玩用としての歴史がまだ浅く、改良を繰り返しても、立ち向かう勇敢さや吠えやすい性格や習性は完全に消えることは難しいようで、現代の中型犬、小型犬には吠えやすい性格の犬種が多いと考えられています。
またどの犬種においても、メスよりもオスのほうが比較的警戒心が強かったり、吠えやすいと考えられています。
ではチワワはどうなのでしょうか。
まとめ
最小チワワは小さいから警戒心が強い性格?オスのほうが?(前編)
小さい犬は吠えやすい?