ダックスフンド は非常に穏やかな 性格 で懐きやすく、子供がいるファミリーでも飼いやすい犬種と言われています。
しかしダックスフンド特有の胴長の体型によって、発症確率が非常に高い病気もあるようです。今回はダックスフンドを紹介します。
活発で賢く癒やし系の性格のダックスフンドはファミリー向き(前編)
ダックスフンド?それともダックスフント?
ダックスフンドはドイツが原産で、ドイツ語ではDachshundと書きます。ドイツ語は単語の末にくるdはドではなく、トと濁らずに発音します。そのため現地ではダックスフンドではなく、ダックスフントとなります。
しかし純犬種の保護、犬籍登録事業、競技会などの開催事業などおこなう世界88カ国が加盟している国際畜犬連盟に加盟している団体であるジャパンケネルクラブではダックスフンドと濁る発音で登録をされています。なぜでしょうか。
ダックスフンドはそもそもどのような役割をしてきた犬種なのでしょうか。古来よりダックスフンドは、巣穴で生活をする小動物を追い出す猟犬として活躍してきました。
愛らしい顔立ちのみた目からおとなしい性格に感じますが、猟犬として活躍していた時代には、小動物を追い詰める勢いと威嚇力という強い一面が備わっていました。
小動物が生活する小さくて奥行きのある巣穴に潜り込める体つきをもたせるために交配がおこなわれたことにより、体高が低く、体長が長い今のような姿のダックスフンドができあがったのです。
おもに猟をおこなっていた小動物がアナグマやウサギ、キツネだったそうで、そのアナグマをドイツ語でdachs(ダックス)といいます。
加えてドイツ語で犬をhund(フント)というため、ダックスフンドはドイツ語でアナグマ犬という意味の犬種名なのです。これを英語読みするとダックスフンドと濁る発音となります。
世界的にも英語圏が多く、最古の国際的愛犬家団体であるケネルクラブがイギリスやアメリカにあることから、英語読みをすることがもっとも自然でダックスフンドと濁る発音が一般的な呼び名として広まっています。
ダックスフンドにもいろいろ
ダックスフンドには毛質がスムースヘアード、ロングヘアード、ワイヤーヘアードの3種類にわかれます。昔から目にされていた種類はスムースヘアードです。
しかし二十年~十数年ほど前から、スムースヘアードよりもロングヘアードのタイプの方がペットショップなどで数多く出るようになり、シェアも高まりました。
ワイヤーヘアードは出回る数が非常に少ないため、もしこの種類をペットとしたい場合は、ペットショップなどで入荷連絡をもらうようにしましょう。それでも数が少ないため、入手までには時間がかかる可能性があります。
また大きさによって種類も異なります。体重が10kg前後のものがいわゆるスタンダードなダックスフンドになり、その次に大きいタイプがミニチュアダックスフンドで体重が5kg程度になります。
そして十数年ほど前から名前を耳にするようになったカニヘンダックスフンドは、ダックスフンドの中で最も小さいタイプで3kg程度の体重になります。近年はどの犬種でも、小さい種類の方が人気は高い傾向にあるようです。
このように同じダックスフンドでも毛質や大きさにより種類が豊富で、尚且つ活発で遊ぶことが好きな性格です。
そのため一般的に子供が苦手な犬種もいますが、ダックスフンドは小さい子供がいるファミリーでも非常に飼いやすい犬種と言われ、毎年人気ランキング上位にいます。
まとめ
活発で賢く癒やし系の性格のダックスフンドはファミリー向き(前編)
ダックスフンド?それともダックスフント?
ダックスフンドにもいろいろ