ダックスフント の 性格 というと、一見おとなしそうな雰囲気にみえるかもしれませんが実はかなり 溌剌 としていて、振り回されると体力がもちません。
きちんとした主従関係を築くには最初のトレーニングが肝要です。
溌剌で疲れる?ダックスフントの性格と生活
好奇心で動き回る
ダックスフントが飼い主さんに連れられてお散歩している姿をみて、飼ってみたいと思ったならまずはおおよその性格を認識しましょう。
ダックスフントはもともとは猟犬ですので、スタンダードもミニチュアもカニンヘンも運動は大好きで運動不足になるとノイローゼのような、体調を崩したり急に吠えぐせがついていうことをきかなくなったりします。
外を走り回り、好奇心を満たすことがなによりも楽しみですから散歩が面倒くさい方はそもそも犬を飼うのには向いていません。
ドッグランなどへもときどきは連れて行くべきです。自由の身になると別人のように溌剌と動き回ります。
気が強く警戒心も強いので、ほかの犬やよそさまとトラブルにならないためにもしつけは大事です。
ペットとして普及してからはいたずら好きで甘えん坊な性格が前面に出るようになり、しつけに苦労する飼い主さんが増えました。しかしながら、もとは猟犬です。
賢い素質を引き出せるかは飼い主さん次第です。成長しても小さいからそんなにしつけなくてもなんとかなるだろうと、なにもせずにいると気がついたときにはものすごい困ったちゃんになっています。
猟犬の遺伝子で攻撃的な面もありますし、吠えぐせや噛みぐせが治らず手を焼いている飼い主さんも多いのです。
そのため、人気があるということは飼いやすいのだろうと判断するのは早計です。むしろ飼いにくい犬として名前があがることもあるほどです。
主従関係を徹底する
ご自分でしつけることに不安がある場合は専門のトレーナーさんにお任せしましょう。お金はかかりますが、リターンは絶大です。
成犬になってからのしつけはトレーナーさんでもむずかしく日数がかかることもあるため、生後1~3ヶ月くらいからトレーニングを始めても早すぎるということはないです。
成長には個体差があるので、よそのダックスフントと比較することなく冷静に判断しましょう。
しつけによってリーダーは飼い主であることを理解させれば、吠えぐせや噛みぐせの矯正も半分は終わったも同然です。
犬の性格は飼い主の人柄を如実にあらわしていますので、外に出て恥ずかしくないようにきちんとしつけるべきです。
お散歩の際には、胴長の体型のためお腹が暑くてかわいそうだからと常に抱っこして外出していると、いざというときに自分の判断で身を守れない犬になってしまいますのでほどほどには歩かせましょう。
歩きすぎて発症するわけではないのですが、椎間板ヘルニアにはなりやすいです。
溌剌な性格ですから、家の中でも高いところから飛び降りたりして足や背中に負担がかかると発症のリスクも上がります。
飼い主がラクをするには
椎間板ヘルニアのほかにも、糖尿病、目の病気、たれ耳のため耳の病気、腎臓病、甲状腺機能低下症など発症しやすい病気は多々あります。
これをすれば病気知らず、というものはないですが良質な運動、食事、住まいの環境は基本です。
病気になると飼い主さんも動物病院を行き来したり時間もお金もかかりますから、ラクをするには日頃の積み重ねが欠かせません。
また溌剌かどうかに関係なく抜け毛の多い犬種です。スムース、ロング、ワイヤーの3種類の毛質がありますが、スムースは抜け毛が少なめでロングは多めです。
おそうじが苦手という方は参考になさると良いでしょう。
しかし多い少ないの基準は人それぞれですから、少ないというからスムースにしたのに全然多いじゃないかと愕然とすることも大いにあります。
また匂いの強い犬種ではないですが、動物ですから無臭ではありません。シャンプーをしたりからだを拭いたり、ヘルシーな食事を与えるとある程度の体臭予防になります。
効果がみられない場合は、飼い主さんやご家族の使用している嗜好品(香水やタバコなど)や家に染みついている匂いと混じってなんともいえない匂いを発している可能性が高いです。
ダックスフントに限らず、ペットを飼うのになんの苦労もストレスもないということはありません。
なるべく手間がかからずかわいいものを飼いたいという方は、よくできた置物やぬいぐるみのほうをお勧めします。
まとめ
溌剌で疲れる?ダックスフントの性格と生活
好奇心で動き回る
主従関係を徹底する
飼い主がラクをするには