しなやかな白い体に黒い斑が美しい ダルメシアン は、ペットとして世界中で愛されています。 子犬 のダルメシアンは特に人気ですが、購入は難しいと言われています。
ダルメシアンの子犬はどこで 販売 されているのでしょうか。ダルメシアンの子犬の入手方法や値段についてご説明します。
ダルメシアンの子犬の販売価格は?購入時に注意することは?
ペットとして大人気のダルメシアンの特徴は?
ダルメシアンの原産地はクロアチアのダルメシア地方とされています。
最初は、猟犬や番犬など、人に役立つ仕事をして活躍しました。
19世紀のイギリスにおいて貴族がダルメシアンに馬車の伴走をさせたことで、ダルメシアンが持つ気品と優美さに注目が集まりました。
体高は56~61cm、体重は27~32kgの大型犬です。筋肉質で力強く、俊敏な四肢を持っています。
被毛は滑らかで、毛並みは基本的に白に黒の斑ですが、ブラウンの班を持つ犬もいます。班のパターンはそれぞれの犬によって違います。
性格は、陽気で人懐こく、忍耐強いです。意外と人見知りで、家族以外の人や動物に強い警戒心をみせます。
ダルメシアンが登場する映画「101匹わんちゃん」の影響でダルメシアンブームが起こりましたが、ダルメシアンを買うことに難しさを感じた飼い主たちからたくさんのダルメシアンが捨てられてしまうという悲しい出来事もありました。
子犬の販売価格は?どこで入手できる?
ダルメシアンの子犬の販売価格は、平均で10~25万円です。販売価格は被毛のまだら模様によって違いがでます。
黒い斑の大きさが2~3cmくらいで、バランスよくきれいに斑が入っている子犬は販売価格が高くなります。
黒い斑がハッキリとバランスよく入っている子犬だと販売価格が30万円以上となる時もあります。
顔に斑が多く入っている子犬や、パッチ(大きめの斑)が多い子犬の値段は安めに設定されている場合があります。
ダルメシアンの子犬を販売している店は多くはありません。ペットショップに直接行っても販売していない場合が多いので、事前に問い合わせを入れた方がよいでしょう。
ダルメシアンはまだまだ人気の犬種で、ダルメシアンの子犬を買いたいと希望する人はたくさんいます。
それに対して販売数が少ないので、子犬が販売開始されるとすぐに売り切れてしまいます。
ダルメシアン専門のブリーダーが子犬を販売している時もあります。ダルメシアンの人気を利用する悪質なブリーダーもいますので注意してください。
ブリーダーから購入する場合は、購入する前に犬舎を見学させてもらいましょう。
子犬の親犬をみて健康状態を観察したり、飼育環境をみたりして、そのブリーダーが信頼できるかどうか判断しましょう。
また、ダルメシアンの里親を募集しているサイトがありますが、子犬とは限りません。希望に合った子犬の里親が募集されているか、時々チェックが必要です。
先天性の聴覚障害が多いダルメシアン
先天性の聴覚障害が多くのダルメシアンにみられます。
内耳の異常によって片耳または両耳が聞こえないという障害です。子犬の時から聴覚障害があらわれる場合もありますが、販売元で接しただけではわかりにくいです。
ペットショップの場合は店員に、ブリーダーを訪ねた場合はブリーダーに、子犬に聴覚障害の傾向がないか尋ねましょう。
子犬を買った後に聴覚障害があることが判明した場合は、子犬が聞こえていないことをよく理解した上で接しましょう。
言葉の指示でしつけができないので、身振り手振りで教えるようにしましょう。ダルメシアンは賢い犬なので、飼い主の表情や態度で指示を判断することができます。
根気よくルールを教えてください。動物病院で子犬が難聴かどうか診断してもらうこともできます。
子犬を飼う前に成犬になった時のことを考えよう
ダルメシアンの子犬を飼う前に、成犬になってもちゃんと世話ができるかよく考えましょう。
飼い主への愛情が深く、番犬としても活躍できるダルメシアンは、ペットとして最適な犬種です。
しかし、ダルメシアンは大型犬で、活発で体力があります。ダルメシアンの散歩や遊びにつき合うには飼い主にも体力が必要です。
成犬は毎日1時間以上の散歩が必要ですし、ストレスを解消させるために、ボール遊びなどしながら広い場所で走らせてあげることも大事です。
子犬のかわいらしさだけで選ばず、成犬となった時のことをよく考えて、自宅と周辺の環境や家族の状況も考慮した上で飼いましょう。
まとめ
ダルメシアンの子犬の販売価格は?購入時に注意することは?
ペットとして大人気のダルメシアンの特徴は?
子犬の販売価格は?どこで入手できる?
先天性の聴覚障害が多いダルメシアン
子犬を飼う前に成犬になった時のことを考えよう