近年、その愛らしさからと飼いやすさから人気となっている デグー !飼いたいと思っている方も多いと思いますが、デグーの 餌 は何がいいのか?野生ではどういったものを食べているの?など、大切な食事のことだけに気になることがたくさんあります。
デグーの主食はもちろん、おやつのこともしっかりと調べてお迎えの準備を整えたいですね。
デグーに与える餌は?オススメと注意!
デグーはそもそも何を食べるの?
テグーは草食性で、草や樹皮だけでなく、果物や穀物なども食べています。
ところが、自然界でのデグーの寿命は平均で1年足らずととても短く、飼育下での6~8年(最長12年!)と比べると、デグーに対する餌の重要性がわかってきます。
草食性のデグーは、人間の飼育下ではチモシーやペレット、おやつに野菜や果物を与えることが多いですが、とても食欲が旺盛なので遊び相手のいない単体での飼育では特にあるだけ食べてしまいますので注意が必要です。
栄養が偏ったり糖分の摂取過多で病気になることもありますので、高栄養のペレットやおやつの与え方には気をつけたほうが良いです。
主食はチモシーだけでいい?
チモシーというのは乾燥した牧草のことで、うさぎやモルモットの主食として販売されていることが多いです。
餌としてだけではなく、ケージの中に敷いたり巣に入れたりもできるので、基本的に食べ放題になっているというお家が多いようです。
また、チモシーの種というものも販売していますので、育てて生のチモシーを与えてみるのも楽しいと思います。
チモシーは低カロリーで低栄養なだけでなく、歯の伸び過ぎを防いでくれるなどメリットが多く、デメリットはあまりありません。
ただ、イネ科の植物ということで飼い主さんがアレルギーのある方ですと過敏に反応してしまうことがあるかもしれません。
時々ペレットをあげて栄養補給を
チモシーだけでは足りない栄養をペレットで補うようにします。
最近ではデグーの専用フードやプレミアムフードといった商品がありますので、好みのものを探してみてください。
固形なので分量も計りやすく、決まった量ずつ与えることが出来るというのが魅力的で、バランスよく栄養補給ができます。
パッケージに一日にどのくらい与えれば良いか記載があると思いますが、一般的に体重の5%ほどを目安とするようです。
頻繁に多く与えてしまうと、糖分の過剰摂取で肥満や偏食になってしまう可能性がありますので注意してください。
また、あくまでも一日の目安量になります。チモシーを常に食べられる状態にしている場合は、ペレットなどはおやつとしてほんの少し与えるだけに留めたほうが良いです。
野菜や果物には注意が必要
ペレット以外にも、とうもろこし、ひまわりの種、乾燥させた野菜や果物などをおやつとして与えることもできます。
これらもペレットと同じく糖分が多く含まれていますので、ペレットを与えた場合にはやめておくか、ペレットと乾燥野菜などを合わせてものを適量で与えるなどの工夫が必要です。
砂糖を使用していないヘルシーな乾燥野菜や、ペレットや乾燥野菜を既に混ぜたバランスフードなども販売していますので、何種類も用意するのが難しい方にはそちらもオススメです。
また、生の野菜や果物は好まなかったり、水分の多さから下痢になってしまう可能性がありますので、与える場合には食べさせても大丈夫なのか確認をしてください。
餌を食べなくなってしまったら
お迎えしたばかりのデグーや、餌を変えた場合にあまり食べなくなってしまうということが少なからずあります。
デグーはいつも食べているものと変わったものになると、体調を悪くしたり大きなストレスを抱えてしまうことがあります。
初めてお迎えする場合は、ペットショップであげていたものと同じ種類のものを一緒に購入して与えるほうが良いと思います。
また、餌自体の販売がなくなってしまうこともありえますので、普段から数種類を使いわけておくという飼い主さんもいるようです。
その他に体調が悪いということも考えられますので、じっとしていたり歯ぎしりをするなど、元気がないようであればすぐ動物病院で診てもらったほうが良いでしょう。
まとめ
デグーに与える餌は?オススメと注意!
デグーはそもそも何を食べるの?
主食はチモシーだけでいい?
時々ペレットをあげて栄養補給を
野菜や果物には注意が必要
餌を食べなくなってしまったら