フェネック の 飼い方 として注意すべきことは、フェネックは夜行性ということです。主に夜に活発に行動しますので、夜物音で眠れない、ということが起きる可能性も視野にいれ飼育環境を整える必要があります。
今回は、フェネックの値段や生態、飼育道具や餌、病気についてお伝えいたします。
フェネックの飼い方・生態・販売価格・飼育道具・餌・病気
フェネックの生態
大きな耳が可愛らしいフェネックは、基本的には犬に近い特徴を持っていますが、キツネのように土に穴を掘って生活します。
エジプト・スーダン・リビアなどの暑い国の砂漠地帯に住んでいたために、熱さには強いのですが、寒さには弱いようです。
犬のように飼うことも可能です。ただ犬と大きく違う特徴としては、夜行性だということです。
午前中に日光浴をするフェネックもいますが、基本は夜行性だということで、夜鳴くこともあります。体長は約35~40cm、体重1~1.5kgでウサギほどの大きさです。
性格は、臆病で警戒心が強く、人懐っこい子なら、尻尾を振ったり、お腹を撫でて欲しいアピールをしたりすることもあります。
しかし、人懐っこい子ばかりではないので、逆に全く懐かず噛みつく子もいます。
フェネックの値段
フェネックはペットショップでは80万~100万円、ブリーダーからの購入の場合は、60万~80万円と言われています。
ワシントン条約の規制対象にも入っている種なので、繁殖が難しく、お高めのお値段になっています。
アメリカのニューヨーク州では、飼うことが違法とされていますが日本での飼育に制限はありません。
フェネックの飼い方と餌
フェネック用のゲージは売っていないので、猫用や犬用のゲージを準備しましょう。集合住宅やアパートなどでは、防音対策が万全な部屋で飼うことをおすすめします。
そしてその際に飼い主は別の部屋で寝る様にしましょう。フェネックは夜行性のために、夜に活発に行動しますので、夜物音で眠れない、ということが起きる可能性も視野にいれて、飼う環境を整えていきましょう。
フェネックはにおいも強い種類なので、におい対策も重要です。フェネックは犬や猫のように、トイレのしつけをすることができません。
部屋中ところ構わずしてしまうので、換気対策や消臭スプレーなどは必需品となります。オシッコなどをしてしまったらすぐに掃除することが、におい対策に繋がります。
寒さにも弱く湿気にも弱いので、寒さ対策や湿気対策のできる部屋を準備しましょう。ちなみに外飼いはできません。
フェネックは穴掘りの名人なので、どんな家でも庭に穴を深く掘ってしまうので、塀があっても意味をなさず、脱走されてしまいます。
穴を掘れない庭にしか、飼うことはできません。
フェネックは雑食です。キャットフードやドックフードをあげましょう。エサやりは一日2回で朝少なめに、夕方多めにあげましょう。
他にも、雑食なのでいろいろなおやつをあげることができます。
バナナやキャベツ、リンゴ、にんじん、コオロギやバッタ、乾燥小魚、ミルワームなどいろいろ食べることができるので、その子の好みの物をあげて信頼を深める楽しみもあります。
フェネックの病気対策
フェネックはまだまだ診てくれる動物病院がとても少なく、近所に動物病院があるから、病気になったら行けばいいというものでもありません。
いざ行ってみたら、門前払いをくらうということにならないように、病気になる前から、フェレットを診てくれる動物病院を探しておきましょう。
フェネックを飼う覚悟
フェネックは、犬のようで、猫のようで、キツネのような動物です。
しかも、野生種なので、まだまだ人間に懐かず、せっかく一匹手に入れても、その子が全く懐かなかったら、本当にただ見ているだけの、お飾りになってしまいます。
それでも、愛らしい姿をみたい!という強い愛情と、忍耐力と、部屋を改造できるような経済力のある人にしか飼えません。
トイレのしつけもできないので、掃除もこまめにできる人で、忍耐力も必要となりますので、相応の覚悟が必要となります。
まとめ
フェネックの飼い方・生態・販売価格・飼育道具・餌・病気
フェネックの生態
フェネックの値段
フェネックの飼い方と餌
フェネックの病気対策
フェネックを飼う覚悟