1990年代半ばごろに日本で一気に人気が広まった フェレット。非常に人に懐きやすいことで、多くの人たちがその可愛らしさに魅了されました。
トイレも覚えてくれて、比較的飼いやすいといわれていますが、飼うためにはどのような ケージ 選びをしたら良いのでしょうか。おすすめ のケージをご紹介いたします。
フェレットも飼い主も満足するおすすめケージはどんなもの? (前編)
どんなタイプのおうちがおすすめ?
フェレットを飼う場合は必ず屋内で飼うことになるので、フェレット用のおうちが必要となります。
まずフェレットは排泄の回数も比較的多く、人によっては少し体臭が気になるため、できる限り通気性の良いケージを選ぶことをおすすめします。
またフェレットは体長が長いため、トイレやウォーターボトル、餌皿などを設置しても、ケージ内できちんと身動きが取れるくらいのスペースがあるものを選びましょう。
そしてフェレットは隙間や何かに包まれると安心するため、袋状にした布やハンモックを準備しておくとそれが寝床になります。
フェレットは比較的トイレは覚えてくれると言われています。トイレの中にはトイレ砂と言われるものを入れます。
砂と言っても人工的なもので、尿などの水分を吸収する素材が使われていて、処分する際もトイレに流したり、ゴミとして処分することができるものです。
トイレ砂には、水分を吸収して膨らむタイプと粉々になるタイプがあります。
膨らむタイプの方が掃除はしやすいですが、もしフェレットが誤飲してしまった場合、胃の中で膨らんでしまって最悪の場合外科的処置が必要になる場合があるため使用には注意が必要です。
一方水分を含んで粉々になるタイプは、ゴミがバラバラになってしまうため多少掃除は面倒ですが、誤飲しても粉々で一つ一つのゴミが小さいため、膨らむタイプよりも危険性は低いと言えます。
それぞれメリットデメリットがありますので、それぞれ試してみることをおすすめします。
フェレットは一度にたくさん食べると言うよりも、こまめに何度も食べる傾向があるため、餌皿はあまり大きくなくても問題ありません。
食べているうちに皿が動いてしまうため、陶器のような重めのものや底がゴム製で動きにくいものがおすすめです。
ケージの柵に引っかけるタイプのものであれば、餌皿を倒したりすることがないため最適です。
餌の与え方は、定期的にあげている人と一日中餌を入れっぱなしにしている人とさまざまなようです。
比較的在宅が多い人飼い主の場合は、一日2回から3回程度にわけてあげると良いでしょう。
ただ入れっぱなしにする場合の注意点としては、なくなったからといってどんどん追加し続けていると、食べ過ぎでお腹を壊してしまう可能性があるので、一日分の与える量は基本的には変えないようにしましょう。
またどんなに餌が残っていても、衛生面を考慮して、必ず毎回新しい餌をあげるようにしましょう。
ケージ選びはフェレット自身が生活しやすいことが一番ですが、飼い主が掃除しやすい点も重要な条件になります。
まとめ
フェレットも飼い主も満足するおすすめケージはどんなもの? (前編)
どんなタイプのおうちがおすすめ?