「フェレットも飼い主も満足するおすすめケージはどんなもの?(前編)」では、 フェレット の おすすめ ケージ をご紹介いたしました。
後編では、フェレットを飼う上で必要となる市内温度や動物病院についてお伝えいたします。
フェレットも飼い主も満足するおすすめケージはどんなもの?(後編)
フェレットは暑がりさん?
フェレットは汗が排出される汗腺が発達していないため非常に暑さに弱く、25度以上になると、フェレットにとっては非常に酷な状態です。
人間にとって厳しい暑さに感じなくても、ケージ内に熱がこもることで熱中症の危険性もあります。
またフェレットを飼う上で悩みの種となることが臭いです。フェレットに関わらず、屋内で動物を飼う限りはどうしても糞尿や体臭は問題となります。
だからこそ悪臭や熱気がこもらず、暑い日にはクーラーの冷気がとおりやすいケージ選びをしましょう。
診察可能な病院はある?
人間の医師は、基本的には内科医が小児科対象の年齢の患者を診察することは不可能ではないと言われています。
しかし成人の病気における幅広い知識は豊富ですが、小児特有の病気の発見や治療方法の知識はやはり小児科専門医の方がより詳しいと言われています。
同様に「フェレットやうさぎなどの小動物診られます」と謳っている動物病院はたくさんありますが、実際診察してもらうと、フェレットに特化した知識はあまり期待できない場合があります。
しかしフェレットは寿命が8年前後と言われている中で、個体にもよりますが、ほかの小動物と比べると病気になりやすいと言われています。
胴は長いのですが、肉食のため腸が非常に短く、あまり消化機能は発達していません。
そのため餌を変えたりすることに対し、下痢を起こしたりする場合もあるため注意が必要です。
このように病気の場合はもちろんですが、ワクチン接種をはじめ、自分でシャンプーをやってあげることができない人は、病院などにフェレットを連れて行く機会があるため、キャリーバッグが必要になります。
短時間だけの移動であれば、肩にかけられたり、手提げタイプもある軽いソフトタイプのキャリーバッグでも良いでしょう。
しかしトイレの設置はできません。一時的な方法としてペット用トイレシートを利用しても良いですが、比較的頻繁に排泄をするため、目的地に到着するまでには、キャリーバッグと体が排泄物で汚れてしまう可能性が高くなります。
もしソフトタイプのキャリーバッグにトイレシートを使用する場合は、フェレットが角で排泄をする習性があることにあわせ、角に敷くトイレシートは90度折りあげるようにすることで、バッグの底に排泄物が漏れたりする心配が無くなります。
またトイレシートは敷くだけでは移動中にめくれてしまったりするため、テープで貼るなどして応急処置をとりましょう。
一方長めの移動時間になる場合は、トイレやハンモックが設置できるハードタイプのキャリーバッグが良いでしょう。
体長よりも少し大きめなバッグであればトイレやウォーターボトルの設置もできます。
キャリーバッグのケージ柵にしっかり固定できるトイレであれば、車での移動などでも、バッグ内でトイレが行ったり来たりすることがないのでおすすめです。
フェレットは暑さが苦手なだけに夏には食事量も減り体重が減少傾向にある一方で、冬は比較的体重は増える傾向にあるようです。
このことを頭に置き、自宅では日ごろより体重の変化から体調管理に注視することも良いでしょう。
そしてできれば飼う前に、近所にフェレットの知識豊富な病院があるかどうかを確認しておくことをおすすめします。
まとめ
フェレットも飼い主も満足するおすすめケージはどんなもの? (後編)
フェレットは暑がりさん?
診察可能な病院はある?