ゴールデンレトリバー は多くの人たちが「大人しくて賢い」と口にするほど従順で人懐こい犬種と言えるでしょう。そのため知名度も高く、常に人気が高い犬種です。
しかし大型犬の 寿命 は比較的短いと言われているため選択に迷う場合もあるようです。実際はどうなのでしょうか。
活躍の場も多いゴールデンレトリバーの寿命は短いの? (前編)
ゴールデンレトリバーについて学ぼう!
ゴールデンレトリバーは犬の中でもとても穏やかな性格で、しつけもしやすく、子供がいるファミリーでも飼いやすい犬種と言われています。
平均30kgあり、食欲も旺盛のため肥満に注意するためにも十分な運動量が必要です。
ボールキャッチや水遊びなどが大好きで活発に動くため、一日に30分から1時間程度の散歩を2回は必要とします。
寒さに強く、暑さに弱い犬種のため、夏は25度以上にはならないようにクーラーなどを上手に使いましょう。
穏やかな性格から無駄吠えはほとんどないと言われていますが、それはあくまでもしっかりとしつけることによって抑えられるものです。
家具を噛んだり、トイレ以外の排泄などは、散歩が少なかったり、留守が多い家庭でみられるようです。
平均寿命は12歳程度と言われていますが、発症しやすい病気もあるため、より長く家族としているためにも病気には留意するようにしましょう。
警察犬としても活躍!
ゴールデンレトリバーは非常に賢いことから、警察犬をはじめ、人間のために活躍する場がたくさんあります。
何十年も前には警察犬と言えば、ジャーマン・シェパードやドーベルマンなど、その子ごとの性格を知らなければ一見強面で凶暴にもみえる犬種が有名でした。
1970年代後半にテレビ放映され大人気を博した「刑事犬カール」で主役を演じていたジャーマン・シェパード、そして並行してアメリカでは「名犬ラッシー」というラフコリーが主役のテレビや映画が大人気となり、それが日本にも番組が輸入されたことにより多くの人達がラフコリーの賢さを知ることとなりました。
警察犬と言えば強面の強い犬種と認知していたものが、当時愛玩用としても人気であったラフコリーも警察犬として起用されています。
しかし警察犬に起用する犬種はここ数十年で増えているようで、上記犬種以外にも、ゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバー、エアデールデリア、プードルなどといった、一般家庭でも普通に飼育されている犬種が採用されるようになりました。
ゴールデンレトリバーをはじめとしたこれらの犬種は、忠誠心に優れ、顕著な賢さから訓練成果も非常に高いことから起用されているようです。
遊ぶことも好きですが、活発で行動的な面が警察犬としても非常に重要な点のようです。
そして何よりも訓練をとおして、従順であり慎重な行動を重視し、人の命をも預かる重責を任せることができると判断をさせたこれらの犬種はとても優秀と言えるでしょう。
逆にそこまで優秀と言える賢さがあるゴールデンレトリバーをはじめとした犬種を一般家庭で上手に飼うことはできるのか心配になる人もいるでしょう。
中でもゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバー、プードルなどは、人間が与える指示に対して達成することに喜びを強く感じる犬種と言われていますが、一方で非常に愛情深く、人懐こく、介助犬や盲導犬としても活躍しているため、人と関わることに優れていると言えます。
そのため一般家庭での飼育には難しさはなく、逆にとてもしつけもしやすくお勧めできる犬種と言えます。
しかし従順で賢い犬種は、知らず知らずのうちにその性格や役割が負担となり、短い寿命となってしまうのであれば、人間にとっても非常に悲しいことです。
実際そのようなことがあるのでしょうか。
まとめ
活躍の場も多いゴールデンレトリバーの寿命は短いの? (前編)
ゴールデンレトリバーについて学ぼう!
警察犬としても活躍!