お部屋のなかで 爬虫類 を飼育する場合には ケージ が必要になります。
自作 するなんて考えられないと恐れ戦く方もいらっしゃるでしょうが、手先がよほど不器用さんでなければあとは根気さえ発揮できれば完成までたどり着けるはずです。
爬虫類のケージは自作に限る!理想の城づくり
ホームセンターへ行く
ケージを自作するには材料を揃えなければなりません。ホームセンターが遠方ですでにやる気をなくしかけているという方にはネットショッピングもあります。
しかしながらネットで購入すると失敗する可能性が高いことは否めません。必要以上に購入してしまったりないと困るものがなかったりで、来週に持ち越されてしまうと挫折しかねません。
ホームセンターへ行くと日曜大工好きな店員さんが一人二人はいらっしゃいますので、「爬虫類のケージを自作したい。大きさはこのくらいで」などと伝えれば必要な材料をおおよそ提示してくださいます。ケージで最も妥協できないのは開閉の方法です。
引き出し式にするか蝶番とレールをつけて左右に開くようにするか、決めておきましょう。店員さんにアドバイスされて変更する分には問題ありません。
角材、アクリル板、ワンバイ材、シナベニア、蝶番、取っ手、ガラスレール、スリムビスなどと木材カットや塩ビスカットを店頭でお願いする場合のお代で1万5千円以内でおさまります。
それから工具もないと話になりません。ヤスリ、インパクトドライバー、プラスドライバーなど家になさそうなら揃えましょう。
ヤスリは紙ヤスリで十分です。材料を前にしてやっぱりむずかしいかもと思ったらレジに行く前に潔くあきらめましょう。
自分にできることできないこと
日曜大工の醍醐味は一から自分でつくって達成感を味わうことではありますが、主目的は爬虫類のケージを完成させることです。購入してしまったらなんとしても完成させるためにお金を払えば利用できるサービスはどんどん使いましょう。
材料を揃えたら早速組み立てようとしがちですが、まずはヤスリがけです。これが想像以上に疲労するので、ムダな体力を使いたくない方はホームセンターでお願いしましょう。
お金をお支払いしてヤスリがけ、研磨、カット、角とりまでしていただければだいぶ楽です。
半分完成したようなもので、帰宅後はいちばん楽しい組み立てからスタートです。ここからスタートならまず挫折する心配はないでしょう。自信のない方は木工用ボンドで素組みをして大丈夫かどうか確認しましょう。
経験があり自信しかない方は、最初からビスを打ち込んで進むのみです。途中、長さが合わないと長いものは切れば済みますが短いと不足分を余りから切って足して強力ボンドで接着するなどの作業が入ります。組みあがったらアクリル版に穴を開けましょう。
わりと適当でも大丈夫ですが、きれいにきちんとしたい方はホームセンターでお願いします。「端から何cmの箇所に何mmの穴を」と決めてからでないと店員さんが困ります。
たくさん飼うときは
複数の爬虫類を飼育観賞したい場合は、棚などを使用して一体型のケージをつくることをおすすめします。ケージを重ねるのはやや不安定感がありますし、倒れたときが心配です。
100%の保証はできませんが、棚の後ろの上角をビスなどで壁に固定すると地震対策にもなります。上、中、下と念入りに固定すると地震の振動に合わせて動けなくなりかえって倒壊の危険性が増します。一体型のケージは照明がないととくに下段は一日中暗いままです。
ひと部屋ずつ天井に蛍光灯をつけるか、クリップライトも手軽でおすすめです。壁や天井にステーをネジどめしてクリップライトをつけるだけです。天井を金網にはできませんから、通気口は側面につくります。
側面には電源コード穴もつけることが多いですから、強度が弱くならないように位置を考慮しましょう。照明のコードは住人がいじってしまうので、天井にビスで固定しましょう。
衣装ケースなどもそうですが、いちばん下の段は使い勝手が悪いので爬虫類のお世話にも不向きです。高さに余裕があるのであれば、最下段はケージではなく収納スペースにすると便利です。
腹ばいになって上体反らしのような姿勢でお世話をしたり遊ぶのは疲れてしまいます。コード類からの火災にはくれぐれも注意しましょう。
まとめ
爬虫類のケージは自作に限る!理想の城づくり
ホームセンターへ行く
自分にできることできないこと
たくさん飼うときは