ハムスター の ケージ はホームセンターやペットショップでも入手できますが、 自作 に挑戦してみるという方法もあります。
自作のほうが理想的なものが完成して愛着がわき良いものです。失敗するとお金のムダになりますが、作り方はカンタンです。
ハムスターのケージは自作で十分?材料と作り方
木の香りの住まい
木材を使用してケージをつくるとなると、まずはホームセンターで床板と側面板、それからアクリル板、バーベキュー用の金網、接着剤や木ネジ、ビスなどを購入します。
板は必要な大きさにお店でカットしてもらうとラクです。
日頃から日曜大工がご趣味の方は別として、素人の自覚のある方はケージの大きさに関して頭のなかで想像しても危なっかしいので、設計図を大まかに描いてみたり新聞紙などを板の大きさに切ってみてこれで大丈夫そうか確認したほうが良いでしょう。
四角形型のケージをつくるには、板を四角形に組み合わせればほぼ完成です。接着剤で固定するのはいきなり倒壊する恐れがありますので、接続部分を木ネジで固定します。正面はアクリル板を使用します。
接着剤で固定しても良いですし、アクリル板に穴を開けてビスで固定する方法もお勧めです。あとは天井です。バーベキュー用の金網を上に乗せれば完成です。
木の香りが漂うお住まいは、使い始めるとあっという間にハムスターのにおいになります。
湿気に弱いので所々劣化するのも早いですし、場合によっては年に1度は建て替えが必要になるかもしれません。それはそれで楽しいと思える方にお勧めします。
外側の壁にイラストを描いても良いですし、スプレーでキラキラにしてもハムスターご本人は無反応でしょうが飼い主さんの好みを優先しても差支えはありません。
おそうじがラクラク
次は衣装ケースを使用するケージです。クリアプラスチックの衣装ケースがご自宅に余っていれば、あとは結束バンド、バーベキュー用の金網、のこぎりカッター、キリ、ドライバーなどを用意します。
全部を購入すると市販のケージを購入したほうが経済的なこともありそうですが、あくまで自作したい方にご紹介します。
衣装ケースのつくりによりますが、ケースの上部をのこぎりカッターで取り外したら、金網を乗せて結束バンドで固定すればできあがりです。
取り外した衣装ケースの上部に根気よく穴を開けて金網の上からフタにすることもできます。ハムスターは寒がりなので、冬場はフタをしたほうが保温性が高まり喜ぶでしょう。
なかにはハムスター用の小屋を設置します。小屋でなくともトンネル状の筒でも良いですし、クッションや毛布をを敷きつめれば自然にそこを寝床にします。
プラスチックはツルツルするので、給水器は吸盤タイプが安全です。エサ入れの底にも吸盤をつけると安定します。
プラスチックは基本的に拭きそうじを怠らなければ当面はもちます。金網はときどき水洗いして天日干ししたほうが良いです。
ハムスターは常に脱走の機会を狙っているので、予備の金網を用意しておきましょう。
強固で長持ち
使っていない水槽があるようなら、それをケージにしてしまうのも良いです。
木製や衣装ケースと比べてはるかに安定感があります。よほどのことがない限りひっくり返ることはありません。
ハムスターはかわいいけれど回し車のカラカラ音が苦手な方にはお勧めです。音も振動も軽減されます。水槽のフタを外してバーベキュー用の金網を乗せれば完成です。
衣装ケースと比べるとみためはスタイリッシュになります。高さがあるので上から脱走する心配はないでしょう。
ハムスターは狭いところが好きなイメージがあるかもしれませんが、全くの思い違いです。
もともと野生のハムスターは活動範囲の広い動物でペット向きではないのです。
ケージが狭いとストレスがたまる一方ですので、種類を問わずケージは大きいものを用意したほうが健康にも良いです。
水槽は水を入れるわけではありませんが、できれば1ヶ月に1度は丸洗いして劣化していないか確認しましょう。
プラスチックよりは経年劣化が早いですし、もともと水槽として使用したあとの状態であれば尚更です。
水槽は熱がこもりやすいので冬は暖かく、夏は暑くなります。どんなケージであれ、扇風機を上から設置するなり涼しいところにケージを置くなり配慮が必要です。
まとめ
ハムスターのケージは自作で十分?材料と作り方
木の香りの住まい
おそうじがラクラク
強固で長持ち