ハムスター が ケージ を かじる 音や回し車の音で頭を悩ませている方は多いようです。以前は、ハムスターと言えば20cmくらいの大型の種類ばかりでしたが、今は10cm前後の大きさのものが主流となっています。
今回は、比較的飼いやすいハムスターの種類やハムスターの飼い方、またハムスターがケージをかじる理由と対策についてお伝えいたします。
ハムスターがケージをかじる理由と対策 (前編)
飼いやすいハムスター
近年ハムスターの中でも人気の種類はジャンガリアンハムスター、ロボロフスキーハムスター、ゴールデンハムスター、トリコロールハムスター、シルバーパールジャンガリアン、パールドワーフハムスター、サファイアブルーハムスター、キンクマハムスター、チャイニーズハムスター、キャンベルハムスターなどです。
なぜこれほどハムスターが人気なのでしょうか。
1つ目は扱いやすいことです。大きさも手のひらサイズで、凶暴性もなく、ゴールデンハムスターは名前で呼び寄せられるほど懐く場合もあって非常に扱いやすい動物です。
大きさ的にも性格的にも、初めてペットを飼う人や子供でもお世話ができる動物のため人気となっています。
2つ目は価格です。ペット購入を求める人たちの多くは、毛のふわふわ感を好む人も多いと思います。
しかしペットとしてもっともメジャーで、尚且つふわふわ感も味わえる犬や猫は、近年非常に高騰化していて100万円などの高値が付けられているものもいる程です。
子供にねだられたからといって簡単に買える値段でもなく、結果的にペット購入を諦めざるを得ないと感じている人たちも多いようです。
一方でハムスターはふわふわ感もあり、1、000円から2、000円程度と非常に手頃な値段で購入できるという点で人気があるようです。
3つ目は鳴き声が小さいことです。まず自宅でペットを飼う場合、近所の人に迷惑をかけないかどうかという点は非常に気になります。
猫や犬などの鳴き声はどうしても近隣にも響いてしまって、それが早朝や深夜の場合、特に飼い主は神経を使います。
長時間ケージに入れっぱなしなど、ハムスターがストレス過多の場合には大きな鳴き声を上げたりする場合もあるようですが、基本的に鳴き声は非常に小さいため神経質になる必要はないでしょう。
4つ目は極端にくさい臭いは発しないことです。糞はコロコロタイプでほとんど臭いは発しません。
尿に関しては、大量にしてあるにもかかわらず長時間放置しておくと、どうしても臭いを発してしまいます。
しかしハムスター自体が小さく出る尿の量も少ないため、犬や猫のように1回の尿で悪臭が漂うということはありません。
ケージ内のトイレの砂だけは頻繁に交換してあげることで臭いは全く気になりません。
またハムスター自体も動物特有の臭いはほとんどありません。
ただしトイレで寝る習性があったり、トイレ以外で糞尿をしている場合は、どうしてもハムスター自体が臭いを発してしまう場合もあります。
その場合は、濡れタオルで体全体をよく拭いてあげるようにしましょう。
5つ目はあまり諸費用がかからない点です。
飼い始める際にはケージ、給水器、回し車、餌皿、トイレ、トイレ用と砂遊び用の砂、砂遊び場、餌、チップや牧草などの床材、遊んだり隠れ家にもなるハウスの準備が必要となります。
どうしても飼いはじめはお金がかかりますが、ハムスター自体が小さい個体のため、餌の消費も少なくすみます。
またトイレの砂の入れ替えは毎日をお勧めしますが、1匹飼いの場合はケージ内もあまり汚れないため、月数回の掃除で問題ありません。
そのため床材をはじめ、交換や処分が必要になるものが少なく、あまり費用がかかりません。
しかし病気になってしまったら別です。ハムスターはさまざまな理由からケージをかじることがありますが、それにより病気を発症する可能性があります。
動物を飼うことはしっかりとした健康管理も重要です。
まとめ
ハムスターがケージをかじる理由と対策(前編)
飼いやすいハムスター