近年の ハリネズミ 人気は著しく、ハリネズミを取り扱っているカフェは中々予約が取れないところもあるようです。
またカフェでみたオシャレで可愛い ケージ のインテリアを真似て、家のケージを 自作 する人も増えているようです。どのようなケージが人気なのでしょうか。
ハリネズミのケージは自作のドールハウスで特別空間を! (前編)
ハリネズミの床材。どんな物がある?
ハリネズミを飼うために最低限必要と言われているものは、ケージ、ウォーターボトル、ホイール、寝床や隠れ家にもなるハウスに加え、砂浴び用の砂、床に敷くリターなどの床材です。
リターというと本当は落葉落枝を言いますが、ハリネズミで使用するリターと呼ばれる床材は原料によっていくつか種類があります。
ハリネズミは体の大きさと食べる餌の量から考えても、排出する糞は比較的多いと言われています。
そのためケージ内の床材の掃除は理想としては毎日おこなった方が、悪臭防止にもなります。
ただし毎日掃除するからこそ、できる限り掃除しやすい、また糞尿の臭いがあまり気にならない素材の床材を選びたい物です。
ではどういった床材があるのでしょうか。
古紙などの再生紙を原料としたペーパーリター、トウモロコシの穂軸を細かくしたコーンリター、またそのほかの床材には天然素材を粉砕したクルミチップ、広葉樹チップなどもあります。
ペーパーリターは古紙を利用しているため新聞紙のような臭いがします。
紙のため吸水性は非常に高く、圧縮された紙が尿を吸い込むと膨らむため、汚れたリターの判別はしやすいです。
また吸水して膨らむタイプなので、紙の粉などが散らばることはありません。また汚れた物は可燃ゴミとして処分可能です。
どこのメーカーの物も基本的に動物には害がない程度のインク量の古紙が原料となっていると言われていますが、気になる人は販売元や販売店に確認するか、または天然素材などを原料とした別のリターを使用するようにしましょう。
コーンリターは天然素材のため口に入れても問題ありません。
またコーンリター自体の臭いは土っぽく、吸水性があり、尿の臭いも気になりません。天然素材のため、汚れても可燃ゴミとして処分できます。
クルミチップは柔らかい糞にまとわりつきやすいため、糞を包んでくれて、ケージ内でハリネズミの体が比較的汚れにくいと言われています。
ただし尿を吸水してもほとんど色や形態が変化しないため、きれいなチップか汚れたチップかの見分けはしにくいとの意見もあるようですが、天然素材のため害もなく、可燃ゴミとして処分可能です。
広葉樹チップも天然素材のためハリネズミ自体に害はなく、可燃ゴミとして処分可能です。
小動物用に細かくされていますが、メーカーによっては、長めだったり鋭利な枝が混ざっている場合もあるため、床材の交換の際にはしっかり確認することをお勧めします。
またフワフワ素材のため、夜行性のハリネズミが夜活動しても歩く音などは気にならないようです。
そのほか針葉樹の素材を使ったチップもあるようですが、ハリネズミがアレルギーを起こしやすいため、非アレルギーの原料かどうかの確認をしましょう。
ケージや床材は、飼い主が「コレが良い!」と決めても、ハリネズミ本人があまり喜んでくれなかったり、吸収性や消臭性が低いなどにより別の物にせざるを得ないこともあります。
ケージも市販の物を利用することがほとんどですが、犬や猫と違いハリネズミはケージ内で過ごす時間が長いため、飼っているハリネズミのお気に入りの物を集めた自作のケージを制作する人たちも増えているようです。
まとめ
ハリネズミのケージは自作のドールハウスで特別空間を! (前編)
ハリネズミの床材。どんな物がある?