つるりとした体に小さな黒い瞳が愛らしいカワウソは、人懐こい性格でとってもキュートです。
最近は ペット にしたいと思っている人が多いようですが、 カワウソ をペットとして飼育した場合、いくらぐらいかかるのか 値段 を調べてみました。
カワウソをペットにするなら値段はどれくらい?
ペットとして飼えるの?どこで買えるの?
カワウソはイタチ科で小柄なコツメカワウソから、体の大きなオオカワウソまで13種類です。
カワウソをペットとして飼うことはできますが、カワウソを取り扱っているペットショップが全国でも珍しく、国内に数か所しかありません。
大型のカワウソは飼いにくいので人気がなく入手は困難のようです。ペットとして人気があるのはやはりコツメカワウソです。それでも取り扱いは少ないので事前予約が必要です。
カワウソをペットとして飼いたいと希望するのであれば、まずは珍しい生き物を取り扱う専門店に問い合わせ・相談する方がいいでしょう。
ペットショップでの値段は?
コツメカワウソは輸出制限があるため、国内で繁殖されていますが、人工繁殖は難しく、ペットとして店頭で販売されていません。
数が少ないのでカワウソが安く販売されることは見込めません。
以前はコツメカワウソが50万円程度でも入手できたようですが、カワウソがテレビで紹介されだしてからぐんぐん人気が上がり、最近は値段が高騰しているようです。60~80万円程度は支払わなければ手に入らないようです。
大人のカワウソより赤ちゃんカワウソの方が高いようで、ペットショップの中には100万円以上で販売しているところもあるようです。
エサやケージの値段はいくら?
コツメカワウソでも大人になれば、体長は40~50センチ、体重は3~6キロになります。成長の様子をよく観察しながら、カワウソが快適に過ごせる環境を整えましょう。
ケージ
カワウソは活発な生き物なので、体が十分に動かせるように余裕のあるケージを用意しましょう。中型犬用のケージだと4,000~20,000円くらいです。
小さなケージだとストレスを与えてしまうので、大きめのケージを用意しましょう。手先が器用なので、上がオープンになっていないものが良いでしょう。
エサ
野生のカワウソは魚、貝、エビなどを食べる肉食動物ですが、ペットとして飼うのであれば、主にフェレット用のエサを与え、時々魚や貝類などを与えると良いでしょう。
フェレットフードの値段はさまざまですが、1.5キロ入りで3,500円程度です。近くのペットショップで取り扱いがない場合はネットショップで購入できます。
トイレ
カワウソの体の大きさに合わせてケージの中にトイレを設置してあげましょう。フェレット用のトイレ砂なら3,500円程で買えます。
ペットシーツを使うのであれば、入数によりますが1,300~3,000円で販売されています。
カワウソはちゃんとしつけをすれば、同じところで用を足すようになりますので、最初にしっかり教えましょう。
プール
カワウソは水の側で生活する生き物で、水浴びが大好きです。ストレスをためないためにも毎日水浴びをさせましょう。
犬用のプールが5,000円程度で販売されています。水浴びが終わったら体を拭いてしっかり水気を取ってください。
おもちゃ
カワウソはとても賢い動物です。ペット用のおもちゃを与えると、口や小さな指を使って器用に遊びます。体を動かすことが大好きなので、おもちゃを与えて遊ばせましょう。
300~500円程度の犬用のボールやソフトトイで良いでしょう。知育玩具であれば800~2,500円程度で購入できます。
病気にならないよう要注意
カワウソのようなエキゾチックアニマルを診察してくれる病院は限られています。病気になれば犬や猫よりも費用が高額になるでしょう。カワウソの寿命は約10~12年です。
ストレスでエサを食べなくなり、体力が落ちると病気になりやすくなるので、ストレスがたまらないように水浴びや運動をさせましょう。
エサに生の魚介類を与えると、寄生虫がついてしまうこともあります。魚介類を与える前に冷凍庫に入れて寄生虫を殺しましょう。
まとめ
カワウソをペットにするなら値段はどれくらい?
ペットとして飼えるの?どこで買えるの?
ペットショップでの値段は?
エサやケージの値段はいくら?
病気にならないよう要注意