「メダカの飼い方 ~メダカを金魚鉢で育てる方法~(前編)」では、 メダカ の飼い方や注意事項をお伝えいたしました。
後編では、メダカを 金魚鉢 で飼う際の注意点についてお伝えいたします。
メダカの飼い方 ~メダカを金魚鉢で育てる方法~(後編)
メダカを金魚鉢で飼う方法
昔ながらの金魚鉢は風情もあり、部屋の雰囲気作りにもとても良い素材になるでしょう。しかしメダカにとって果たして良い飼い方なのでしょうか。
昔ながらの金魚鉢で飼う際は酸素の確保が重要になります。
水槽をインテリアとしても楽しみたい場合、エアポンプのチューブが垂れ下がった状態は避けたいという人もいるでしょう。しかし酸欠は絶対に避けなければなりません。
そもそもメダカは金魚よりも小型のため必要とする溶存酸素量は少なくてすむため、必ずしもエアポンプを使用する必要はありません。
しかしそれにはエアポンプがなくても生活できる環境作りが必要です。
すでに上でも述べているとおり、水草は酸素を供給してくれる重要な役割があるため、十分な水草を入れてあげましょう。
またできる限り酸素の消耗を避けるため、何十匹ものメダカの過密状態は絶対に避けましょう。
そして金魚鉢はできる限り定期的に日光が当たる時間がある場所に置きましょう。一日中日光があたり続けることは金魚鉢の水温を高くして酸欠を招きます。
しかし一日の中で定期的に日光が当たる時間があるということは、金魚鉢内の水草の光合成を促し、酸素放出を導くことになります。
そしてフィルターやエアポンプを使用しないと言うことは水質が悪くなり易いと言うことにもつながります。
水質の悪化は酸欠を導くため、フィルターやエアポンプを使用しない場合は、水交換はバクテリアを取り過ぎない程度に比較的頻繁におこなってあげましょう。
また仕事の都合や帰省などによって長い期間水槽管理ができないことが多い人は、酸素が放出される石やタブレットが販売されています。
商品としては、数日タイプから一ヶ月程度のタイプまでさまざまです。メダカは初心者でも飼いやすいとは言え命あるものです。
安易に最初から何十匹も複数飼いをするのではなく、しっかりと飼育方法を学んでから飼うようにしましょう。
まとめ
メダカの飼い方 ~メダカを金魚鉢で育てる方法~(後編)
メダカを金魚鉢で飼う方法