猫は聴覚や臭覚が優れているため非常に警戒心が強い動物です。
しかし メインクーン は「初対面からこんなに人懐こいの?」と驚くほど、ほかの猫種と比べると非常に人間好きとして知られています。
最大級でも 寿命 は平均的なメインクーンはどのような猫なのでしょうか。
最大級のメインクーンは健康管理が寿命を長くするカギ!(前編)
犬ほどの最大級の猫
メインクーンはアライグマと猫の交配によって作られた品種という一説もあります。
coonとはアライグマを英訳した言葉で、実際メインクーンが一般的な猫よりもアライグマの大きさに近いことや、ひげもほかの猫たちよりも長く、尾も多くの毛に覆われて非常に長いことから、その交配が本当のように伝えられたようです。
しかしそのほかにも船乗りのクーン船長が探し出した、船に乗っていた猫が逃げ出して山猫と交配したなど諸説伝わっており、未だに正確な起源はわからないとされています。
猫種の中で最大級のメインクーンはフサフサの尖った三角耳も特徴です猫の平均的な体重は4kg前後で、5kg以上は肥満または大型の猫と言われています。
一方メインクーンは体長が1m程度に対してオスが6kgから9kg、メスは3kgから6kg程度と言われていて、これを犬にあてはめると、オスはシーズーやシェットランドシープドッグなどの小型犬と同じくらいの大きさに値するため、やはりほかの猫種と比べるとかなり巨大の種類と言えます。
また寒さにも耐えられる堅く太い毛とフワフワの産毛のような短い毛のダブルコートに覆われているため、体の大きさに加え、より大型にみえます。
生まれたころからしっかりと太い足をしていて、筋肉質な体つきは成長するほど際立ってきます。
非常に毛色が豊富なため、色合いによっていろいろな表情で映るため、購入の際にはそれも楽しみの一つのようです。
猫の平均寿命が15年前後と言われている中で、メインクーンも14年程度と言われているため、決して短いとは言えません。
ほかの猫が1年程度で成猫と同じ大きさになって、1年半程度で食事も成猫と同じものに変える時期と言われています。
しかしメインクーンは成猫までに非常に時間が掛かり、4年以上要すると言われています。
オスは猫らしくない?
犬は人間好きだけど、猫はなかなか自ら人間には近寄らないという性格の個体が多いと言われています。
一般的に、猫が初対面の人と会う際は、警戒心が強いために、身を隠し、遠目で人間を確認して、しばらく様子をうかがうという個体がほとんどです。
しかしオスのメインクーンは特に、警戒心よりも人間への興味のほうが強く、初対面であっても、自ら近寄って、臭いを嗅いだりすり寄ったりと、逃げるような行動はとらない個体が多いようです。
また猫は気が向いたら、自ら近寄り「ねでて」と言わんばかりにスリスリしてくる子が多いですが、積極的に抱っこされたりすることは苦手な子が多いと言われています。
一方メインクーンは甘えん坊で抱っこされることも大好きで、常に人間の愛情を求めるような性格のため、ツンデレで気ままな猫らしい性格とはかなり異なるようです。
ただしメスはオスほど好奇心旺盛で人間好きな一面は少なく、いわゆる猫らしいクールな子が多いようです。
近年の猫ブームにより値段の高騰化も著しくなってきました。
メインクーンは安いところでは7万円程度で販売されていますが、高いところでは20万円前後、またはそれ以上のところも多くなっています。
猫の寿命を考えると、家族として長い付き合いになるため、健康で元気な子と巡り会いたいものです。
そのためにはペットショップだけでなく、ブリーダーをみつけ、たくさんの子たちと会うことも良いかもしれません。
まとめ
最大級のメインクーンは健康管理が寿命を長くするカギ!(前編)
犬ほどの最大級の猫
オスは猫らしくない?