「最大級のメインクーンは健康管理が寿命を長くするカギ!(前編)」では、 メインクーン の特徴や 寿命 をお伝えいたしました。
後編では、メインクーンの脳化指数をお伝えいたします。メインクーンは、猫のなかでも非常に賢い猫のようです。
最大級のメインクーンは健康管理が寿命を長くするカギ!(後編)
お手もできる?!
動物の能力の度合いを数字であらわした脳化指数というものがあります。
ヒトが0、89に対して、非常に知能が高いと言われているカラスは0、16となっています。
ゴミをあさっているときに人間に追い払われたとき、追い払った人間の顔をきちんと記憶して、その人を攻撃したりする能力をもっていると言われています。
また犬はできるようになるまでの期間はそれぞれであっても、「お手」や「おかわり」というしつけは、基本的にどの犬種も覚えることができます。
ヒトの様子の読み取りもできて、涙を流しているときには寄り添ったり、兄弟げんかには吠えたり甘噛みをすることで仲裁に入ることもあります。
その犬の脳化指数は0、14です。
猫は犬よりは多少劣るものの0、12という数字で、人間に例えると幼稚園入園前から年少くらいの2歳から3歳くらいの知能をもっていると考えられています。
そのため犬同様にトイレの場所を覚えたり、自分の名前を呼ばれたら鳴いたり尻尾を振ったりして答えることができるのです。
その中でもメインクーンは特に知能が高いと言われていて、「お手」や「おかわり」、自身の餌箱を叩きながら「ちょうだい」を意味する仕草をするなど、犬と同じようなしつけをしても覚えてしまうほど賢い子も多いようです。
それほど賢いとより気持ちが通い合い、絆も深まる思いが強くなります。
しかし悲しいことにペットはいずれ別れが来ます。人間にも寿命があるように猫にもあります。
メインクーンも寿命は14年前後と言われています。
ただしこの寿命は飼い主の管理の仕方によってもかなりの差が出る可能性が高いものです。
猫の中には20年以上の生命を全うした子もいます。
では管理とはどのようなものでしょうか。
それは病をできる限り予防することです。
猫の中でもメインクーンは非常に人間好きで、撫でられたり、シャンプーされることもあまり嫌がらない子も多いと言われています。
猫に触れると言うことは愛情表現ではありますが、一方で、直接体に触れることで、皮膚の異常や腫瘍などのでき物、傷や怪我の発見、そして目にみえる異常がなくても体に触ると痛がったりすることで、早期に何らかの身体の異常をみつけ出すことができるのです。
前にも述べたように、メインクーン特有の成猫までの4年程度という期間の長さをきちんと意識して、成長期には胃に負担が少なく、栄養価が高いものを与え、成猫以降はあまりカロリーの高いものばかり与えすぎず肥満にも注意するようにしましょう。
ペットにはもちろん十分な愛情が必要ですが、より長く愛猫との時間を作り出せるよう、日ごろから食事に注意し、健康面で充分留意してあげましょう。
まとめ
最大級のメインクーンは健康管理が寿命を長くするカギ!(後編)
お手もできる?!