「ミーアキャットをペットとして飼うためのい・ろ・は(前編)」では、 ペット として ミーアキャット を飼う場合の環境づくりをご紹介いたしました。
後編では、ペットとしてミーアキャットを飼う場合の餌や問題点をご紹介いたします。
ミーアキャットをペットとして飼うためのい・ろ・は(後編)
どんな食事を与えたら良いの?
ペットとして飼う場合は、市販されているドッグフードやフェレット用フード、モンキーフードなどにサツマイモや青菜系の野菜、果物やゆでたお肉などを混ぜて与えると栄養バランスも良く理想的な食事と言えます。
元々自然界での生活ではサソリなどの昆虫類も口にすることから、ミルワームと言ったペットショップでも入手しやすい幼虫などを与えることも良いでしょう。
一日に与える食事の回数としては2回から3回が良いでしょう。
ただし昼食も与える3回食で育ててしまうと、長時間の外出がしづらくなるため、留守がちな飼い主の場合は飼いはじめから2回食で慣らしたほうが良いかもしれません。
またその子ごとに好き嫌いがあったり、下痢を起こしやすい食べ物などもあるかもしれないため、最初のうちは販売元で食べていたものと同じ食事にして、慣れてきたらさまざまな食材を試してみることも良いでしょう。
いずれにしてもミーアキャットの大きさ自体も小さいため、犬や猫と比べると与える量も非常に少なく、餌代は比較的低額ですむと言えます。
ペットとする際の問題点とは?
近年珍獣などをペットとする人が増えているため、犬や猫以外のさまざまな種類の動物を受診する動物病院は増えています。
しかし実際飼う場合は、ミーアキャットに詳しい病院が近隣にあるかどうかを事前に調べておくことは非常に重要です。
中々探し出せない場合は、ミーアキャットを購入したペットショップなどで情報を得ることをお勧めします。
またケージなどで部屋飼いする場合、一日のほとんどをケージに入れっぱなしの状態にするとストレスが溜まり、まれに凶暴になってしまうこともあります。
そのためできる限りミーアキャットにとって快適と感じられる時間を作ってあげましょう。
飼い主に懐く子は、猫じゃらしやボールなど犬や猫が遊ぶおもちゃでも喜んでじゃれて遊ぶこともあります。
ハーネスの装着を嫌がらなければ、外にお散歩させることもできます。
ただしミーアキャットは臆病である反面、気性の荒い性格の持ち主である個体が多いことから、外で初対面の動物と会った際に暴れたり攻撃的な行動をとる可能性もあるため、慣れるまではできる限り見慣れない動物との関わりは避けたほうが良いかもしれません。
そしてミーアキャットは寿命が10年以上であるため、ペットとしては長いお付き合いになることも十分理解してから購入しましょう。
まとめ
ミーアキャットをペットとして飼うためのい・ろ・は(後編)
どんな食事を与えたら良いの?
ペットとする際の問題点とは?