「ミニチュアダックスの寿命には毛色や生活変化が関係してる?(前編)」では、 ミニチュアダックス の毛色が変わる理由や網羅しやすい病気についてお伝えいたしました。
後編では、 ミニチュアダックスの 寿命 についてお伝えいたします。
ミニチュアダックスの寿命には毛色や生活変化が関係してる?(後編)
長生きを目指して
ミニチュアダックスの寿命は15年前後といわれています。
だたし上記の罹患しやすい病気を防止するなどを心掛けるだけで、晩年苦しい闘病生活をおくることを避けられるだけでなく、寿命自体も長くすることができる可能性も高くなるのです。
外耳炎は早い段階で治療を始めれば完治しますが、長期間放置しておくと悪化するだけでなく、一度治ったようにみえても完治することは難しく、繰り返し罹患しやすい病気です。
また強いかゆみが長く続くことは、大きなストレスとなります。ストレスはさまざまな病気を引き起こす原因ともいわれています。
日ごろからシャンプー後はしっかりと水気を拭き取り、定期的に耳掃除することを心掛けましょう。
ただし耳掃除もあまりゴシゴシこすりすぎると、逆に皮膚を痛めてしまい、犬も耳掃除を嫌がるようになってしまうため、一度病院で指導を受けることをおすすめします。
また椎間板ヘルニアになった場合、歩行障害が起きてしまい、麻痺から排泄に関しても催してきたことが感じにくくなり、頻繁にお漏らしをするようになるなど、生活面で多くの手助けが必要となってしまいます。
散歩に行きたがらない、お漏らしが多くなった、またはオシッコするとき足を上げたり腰をかがめることをしなくなったなどの変化を目にするようになったら、椎間板ヘルニアを疑ったほうが良いでしょう。
軽度であれば内服薬などでの治療が可能ですが、多くの場合、外科的措置をとることになります。
しかし手術をおこなった場合、必ずしも元どおりにしっかりと歩けるようになるかというと、すべてがそうとは言えないようです。
場合によっては麻痺が残ってしまい、足を引きずったり、車椅子のような物が必要になる可能性もあります。
そのため椎間板ヘルニアは、できるだけ防止する生活をおくることが一番なのです。
食事管理をしっかりとおこなって体重増加を避け、できる限り腰に負担を負わせるような階段生活などは避けるようにしましょう。
ソファーを使う場合もジャンプしなくても登れるように、階段ではなく、市販でもある布製のスロープをつけてあげるようにしましょう。
ミニチュアダックスの椎間板ヘルニアの原因としては遺伝的な物も多いとされていますが、それを逆に理解していれば、可愛さからむやみにおやつをあげたり、ジャンプなどをするボールキャッチなどの遊びなど、飼い主として避けるべき策はたくさんあります。
ミニチュアダックが椎間板ヘルニアになりやすいといわれているように、どの犬種も比較的なりやすい病気はあるといわれています。
しかしその病気になるかならないかは、飼い主の努力でも大いに変わってくるものです。
家族の一員になったからには、可愛がるあまりに好きなことをやらせてばかりいたり、欲しがる物ばかり与えたりする甘やかす生活は避けましょう。
飼い主としてできる限り病気に苦しむような生活を避けるためにも、健康的な日々を送り、寿命を延ばしてあげられるように努力を怠らないようにしましょう。
まとめ
ミニチュアダックスの寿命には毛色や生活変化が関係してる? (後編)
長生きを目指して