ペット初心者で犬や猫を飼うことはハードルが高いと考える人にとって、 モルモット は 値段 もお手頃で、子供でも扱いやすくお勧めと言えます。
しかしそうは言っても動物を飼育する難しさはあるのではないでしょうか。モルモットはどのような点がペット初心者向けなのでしょうか。
ペット初心者にお勧めのモルモットは値段もお得?!(前編)
どうしてモルモット?
「家でペットを飼いたい」という人にとって犬や猫が代表的ですが、初めてペットを飼う人にとって犬や猫を飼うことは少しハードルが高いと考える人は多いようです。
また鳴き声や散歩、スペース的なことを考えると、犬や猫はまず適した環境が整えられるかどうかと言うことはとても大きな問題になります。
そして子供が飼いたいと希望していた場合、犬や猫では噛んだり、引っ掻いたりと、子供だけが扱うには少し心配な点があります。
その点モルモットやハムスター、ウサギなどの数百gから1kg程度の子供の手でも持てるくらい、そして激しく暴れることもほとんどなく、また嫌がる行為をしない限り噛むことがほとんどないこれらの小動物は最適なようです。
そして何よりも犬や猫が高騰化している中で、モルモットやハムスター、ウサギと言った小動物は、数千円程度と比較的求めやすい値段がつけられているという点は惹かれるところでもあります。
モルモットって本当に飼いやすいの?
全長30cm前後、体重1kg前後で、寿命に関しては10年を満たすことは難しいようです。
喜んでいるとき、餌を要求するとき、興味津々のとき「キュンキュン」や「キュイーンキュイーン」と言ったような、生後間もない子犬のような高い声で鳴くことがあります。
しかし日ごろはほとんど鳴くことはなく、鳴いても響き渡るような大きな声でないため近所迷惑などの心配はありません。
ただし犬や猫のように名前を呼んで来るといったことなどを覚えさせることは難しいようです。
性格が臆病で警戒心が強い個体も多く、中には飼い主が抱きかかえることも難しい子もいるようです。
しかし基本的には無理強いしなければ少しずつ慣れてきて、撫でたり抱き上げたりすることは子供でも容易です。
そして何より犬や猫を飼うよりも餌代が掛からないということです。モルモットは草食です。チモシーと呼ばれるイネ科の牧草を主食とします。
草食動物は食物繊維を多く摂取する必要があり、不足することで腸疾患の可能性が高まります。
チモシーは食物繊維が豊富で、太りやすいモルモットにとって低カロリーのため最適な食べ物なのです。値段も1g0.5円から2円程度が主流となっています。
またチモシーは食べる一方で、床材としてまくこともあります。
小動物専用のトイレも販売されていますが、トイレを覚えない子も多いようで、汚れた床材を簡単に処分できるように新聞紙や段ボールを使っている飼い主もいるようです。
しかしツルツルと滑りやすいため、できる限りチモシーを敷いてあげるようにしましょう。
チモシーは定期的な食事というより、いつでも食べられるように補充しておいてあげる必要があります。
しかし床材としてまいている場合は、きれいな部分を好きなときに自由に食べてくれるため一石二鳥になります。
またチモシーだけでは栄養に偏りが出てしまうためペレットと呼ばれる、さまざまな食材を粉状にして固めたものを与える必要があります。
こちらはチモシーと違って、定期的に決まった量を与えます。ペレットは栄養の点でバランスが良いのですが、その分カロリーが高くなります。
そのためペレットは朝と晩の2回にして、その子の体重にもよりますが40g程度ずつを与えます。
もしペレットを与えることでチモシーをあまり食べなくなった場合は、ペレットを少し減らしましょう。
ペレットばかり摂取すると肥満になってしまうため、ペレットを減らすことで、自ら不足分をチモシーで補うようになります。
そしてモルモットは夜行性のため、ケージ内を走り回ったりガタゴトする音で人が夜寝付けない場合もあるため、モルモットのケージと人間が寝る部屋は別にすることをお勧めします。
以上のような観点でも、人との共存であまり害になるようなこともなく、ペット初心者でも非常に飼いやすい動物と言えます。
まとめ
ペット初心者にお勧めのモルモットは値段もお得?!(前編)
どうしてモルモット?
モルモットって本当に飼いやすいの?