モルモット はペットとして定番のげっ歯類ですが、その 種類 もさまざまです。モルモットを飼おうか迷っているは、どのような種類があるのか知ることも大切です。
今回はモルモットの種類を大きく3パターンにわけてみていきましょう。
どんな子が好み?多彩なモルモットの種類
モルモットってどんな生き物?
モルモットはもともと南米に住んでいるテンジクネズミの一種です。ペットとして飼育しやすいように改良を重ねて現在のペットとしての性質を獲得してきました。
体長は30cm前後で、体重は500グラムから1.5キロ程度です。野生では穴の中で集団生活をしており、基本的に夜行性のため昼間はうとうとしています。
草食性で主食は牧草ですが、ビタミンCを体内で合成できないので、野菜などを食べる必要があります。
性格は基本的に臆病でおとなしく、人に懐きにくいといわれています。
しかし子供のころから飼っていると、飼い主の後をついて回ったり、餌を催促したりとなんとも愛らしい姿をみせてくれるようになります。
モルモットは改良によりさまざまな品種が今日までに生み出されてきました。その多くは外見的な特徴に見られます。
今回はモルモットの種類を毛の長さで分類してご紹介します。
モルモットといえばこれ!定番の短毛種
イングリッシュはモルモットの中でも最もポピュラーで人気の高い種類です。はじめてモルモットを飼う方には最適です。
短毛種で手入れもしやすく、性格も穏やかな子が多く、さまざまなカラーバリエーションがあります。お値段は2,000~3,000円と手の届きやすい価格です。
また、イングリッシュの改良種であるクレステッドは、頭につむじのような巻き毛があることが特徴です。
こちらも同じく毛色のバリエーションが豊富ですが、5,000~1万円とイングリッシュよりも値段は高いです。
見た目はとっても個性的!特徴的な毛を持つ種類
アビシニアンはイングリッシュよりも毛が硬く、巻き毛が全身にあることが特徴です。
そのため見た目がぼさぼさで毛が逆立っているようにも見えますが、短毛種よりも毛は長いので、こまめにお手入れをしてあげることが必要です。
お値段は5,000円前後です。テディは全身の毛が縮れている種類です。まるでテディベアのような柔らかい縮れ毛を持つものもいれば、反対に堅い毛をもつものもいます。
いずれも縮れ毛にゴミがたまりやすいので、ブラッシングを定期的にしてあげることが必要になります。こちらの値段は1万円程度です。
長い毛を持つ長毛種と変わり種モルモット
シェルティは美しい毛並みをもつ長毛種です。頭に比べて胸や脇腹などの毛が伸びやすいという特徴を持っています。
まるで女王様のような光沢のあるふんわりサラサラな毛を持つ姿は、一瞬モルモットという存在を忘れてしまうほど。
ベルビアンも同じく長毛種のモルモットですが、こちらはシェルティとは逆に頭や背中の毛が伸びやすく、毛の質もストレートと巻き毛の二種類があります。
長毛種はその毛並みを維持するためにこまめにブラッシングやカットといったお世話が必要になります。
またモルモットは暑さに弱い動物ですが、長毛種を飼う場合はより温度に注意してあげる必要がありそうです。値段はともに1万円前後であることが多いようです。
最後に、変わり種としてスキニーギニアピッグをあげます。こちらは今までご紹介したモルモットとは一線を画します。
なんと、全身の毛がほとんどありません。そのため皮膚病にかかりやすいという弱点を持っています。
しかし毛がないためアレルギー体質の方でも飼育できるということから人気は衰えません。珍しい種類のためか、お値段は3万円前後となっています。
まとめ
どんな子が好み?多彩なモルモットの種類
モルモットってどんな生き物?
モルモットといえばこれ!定番の短毛種
見た目はとっても個性的!特徴的な毛を持つ種類
長い毛を持つ長毛種と変わり種モルモット