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ムササビの姿は?鳴き声は?それってモモンガでは? (前編)

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musasabi nakigoe

近年、コツメカワウソなど珍しい動物をペットとする人が増えていますが、 ムササビ やモモンガも人気が出てきているようです。

しかしムササビは木々を飛ぶということ以外、大きさや 鳴き声 、姿などきちんと想像ができる人は少ないかもしれません。どのような動物なのでしょうか。


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ムササビの姿は?鳴き声は?それってモモンガでは? (前編)


目次

  • ムササビってどんな動物?
  • ムササビってあまり目にしないが?
  • あわせて読みたい記事

ムササビってどんな動物?

誰もがムササビという名前は聞いたことがあると思いますが、実際目にしたことがある人はほとんどいないかもしれません。

「みたことがある」と思っている人も、恐らくそれはモモンガである可能性が高いかもしれません。

以前からムササビとモモンガは非常に似ていると言われ、間違って認識している人たちも多いようです。

それはムササビもモモンガも体の大きな特徴として、前脚と後ろ脚の間に、飛膜と呼ばれる水かきのような薄い皮膚があって、それを広げて木々の間を滑空することができるという点が同じだからです。

ムササビはリス科リス亜科ムササビ属に属していますが、実はモモンガも大きな分類である科と亜科まではムササビと同じリス科リス亜科のモモンガ属に属しています。

そしていずれも夜行性です。そのため盛んに活動している時間が夜間になるため、中々人間が滑空している姿を目にする機会は少ないようです。

ではムササビとモモンガはどんな点で違いを見分けたら良いのでしょうか。

ムササビの大きさは平均して30cm強くらいで、最大50cm程度の個体もいるようです。

重さも平均1kg程度で、リスの中でもっともメジャーであるシマリスが平均15cmくらい、体重100g前後であるのと比べると、同じリスの分類の中でも非常に大型と言えます。

一方モモンガは20cmに満たないものがほとんどで、体重もムササビのおよそ5分の1程度である200g前後しかありません。

またムササビは顔を囲うように白毛のラインが入っています。そしてムササビの尾は丸くて太く、モモンガは比較的平らに近いものです。

鳴き声に関しては、ムササビもモモンガも飼育下にあると安心してむやみやたらと鳴くことはないようですが、飼いはじめで人間に警戒している間は、ムササビは低めな強く「キュルルル」と鳴き、モモンガは激しく鳴く蝉のように「ジージージー」や「ガーガーガー」と鳴きます。


ムササビってあまり目にしないが?

ムササビは鳥獣保護法の管轄動物に値するため、捕獲や流通などに規制が掛かっている種類となります。

よって国内で捕らえることもできず、また捕獲したとしてもそれを販売することも禁止となっています。

ムササビの生息地は日本国内のみとなって、現時点で生息地として認識されている多くの県では、まだ最悪な絶滅状態までには至っていません。

しかしムササビが生活する上で、住処となる木々の減少や餌の確保が難しくなるなど、環境が変化することによって絶滅の危険に陥る可能性がある準絶滅危惧の分類とされている県が多数あります。

一方で過去には生息していた東京都では既に絶滅状態にあり、群馬や長崎でも絶滅の危険が著しく大きくなっている絶滅危惧Ⅱに分類されています。

戦前ムササビは毛皮の海外輸出や食肉用として、年間何万匹もの捕獲がおこなわれていました。

終戦後にはムササビによってヒノキや杉を荒らされる被害が多数出て、それらの木々の成長をも脅かす状況になったため、ムササビの駆除がおこなわれたことがありました。

しかしその後生息数の減少が危惧されたことにより、1994年から非狩猟獣とされたことで、生息数減少の食い止めが期待されました。

ムササビは100m以上滑空できると言われているだけに、基本的には住処とする場所も都市部から離れた山々が連なった森林地域を好んで生息しています。

しかし日本国内ではますます増加する都市開発によって木々の伐採が拡がり、ムササビが非狩猟獣とされたにも関わらず、ムササビの住処と餌を奪うことになってしまったのです。

このように人間の手により、生息数の減少に拍車をかけてしまった歴史があるのです。

多くのムササビたちが木々を飛び交い、語り合う鳴き声が森に響く光景を取り戻すためには果てしない時間を要するでしょう。

しかしムササビの減少を避けるためにも、住処となる緑にこれ以上人間の手が掛かることを避けたいものです。

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まとめ

ムササビの姿は?鳴き声は?それってモモンガでは? (前編)
ムササビってどんな動物?
ムササビってあまり目にしないが?

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