猫 はツンデレの子が多く、どう扱ったら良いか心が読みにくいといった性格が近年の人気に繋がっているようです。
しかし猫の思いとは裏腹の行為をしてしまうことで ストレス となり、病気の発症原因になってしまうこともあるようです。ではどのようなことで 解消 されるのでしょうか。
猫はストレスが原因で病気に?!どんな解消方法がベスト?(前編)
猫のストレスとは?
猫の性格は読みにくいものといわれていますが、だからこそ間違った扱いをしてしまうことで、猫がストレスを溜めてしまうことがあるようです。
では猫がストレスと感じることはどのようなことなのでしょうか。
猫がストレスを感じることの1つ目は、引っ越しです。人は引っ越しで新しい家に変わる場合、家具やカーテンなど室内のインテリアを一新したいものです。
しかし猫は自分のテリトリーから、自分や飼い主の臭いがするものがなくなると非常に不安を感じてストレスが溜まります。
「犬は人に付き、猫は家に付く」ということわざがあります。ことわざどおり、犬は家が変わろうが飼い主さえいれば新居に慣れることは比較的早いです。
しかし猫は住まいに対する執着心が強いため、飼い主がいても家が変わる引っ越しに対しては警戒心が強くなって非常にストレスを溜めます。
猫がストレスを感じることの2つ目は、隠れ場所がないことです。猫は飼い主以外の人の訪問に対しては非常に警戒心を強めます。
日ごろ慣れ親しんだ人たちに囲まれている場合以外は、部屋の隅や人目を避けられる場所に身を隠します。
しかし隠れる場所がないと、人間を避けるように部屋中を逃げ回る行動をとります。
そういった状況を避けるためにも、ソファーの下や家具の隙間、部屋の角など、猫が身を隠しやすい場所を作ってあげるようにしましょう。
また特に警戒心が強い子の場合は、猫が生活する部屋にはできる限り訪問者の出入りは避けたほうが良いかもしれません。
猫がストレスを感じることの3つ目は、無理に抱き上げたり、さわり続けることです。犬は飼い主をはじめ人間が好きな子が比較的多いと言われています。
しかし猫は気まぐれ、ツンデレなどと言われるように、飼い主でさえも、気が向いたときでないと近寄らないというつれない態度を取る子も多くいます。
またその猫の読みにくい性格が可愛いと人気にもなってます。しかしそういった性格の子に対して、無理に抱き上げたり、触りまくったりする行動は、猫にとってストレス以外何ものでもありません。
猫がストレスを感じることの4つ目は、猫の多頭飼いや別の種類の動物と一緒に飼うと言うことです。
多頭飼いは猫好きの人にとっては夢のような状態でしょう。生後まもなくから一緒に生活していた場合は特に問題ないでしょう。
しかし既に先に飼われている猫がいた上で、新たに別の猫、あるいは別の動物を家族に迎えることは、警戒心の強い猫にとっては、知らない人間の訪問者同様に、ストレスで気の休まるときがなくなってしまいます。
次第にお互いが気を許す関係になってくれれば良いのですが、猫は特に警戒心が強い動物なだけに慣れるまでには非常に時間がかかる場合もあります。
また時間をかけても一向に関係が深まらないという悪い相性の場合もあります。一度別の新しい猫を飼い始めてしまったら取り返しが付きません。
多頭飼いを検討している人は、既に飼っている猫に友人の猫を会わせるなど、別の猫に慣れる訓練をしておくことをお勧めします。
しかしほかの猫になれたからと言って、必ずしも新しく飼い始めた猫と相性が合うとは限らないため、非常に難しい問題であることは確かです。
ストレスは溜め続けるだけで解消ができないと、凶暴な性格になったり、食欲不振になったり、危険な状態を招いてしまう場合もあるため、何らかのストレス解消方法を見つけ出してあげましょう。
まとめ
猫はストレスが原因で病気に?!どんな解消方法がベスト?(前編)
猫のストレスとは?