猫 の ストレス 症状 には、「鳴く」「毛づくろい」「食欲不振」などがあげられます。第一に、ふだんは大人しいのに今日はよく鳴くなあというのは、十中八九何かしらのストレスを感じています。食欲不振は最も深刻です。
今回は、猫のストレス症状と対策をお伝えいたします。
猫のストレス ~症状・原因・対策・解消~
猫のストレス症状
ヒトでも機嫌が悪そうなオーラはなんとなく感じることができますが、猫のほうがわかりやすい面もあります。
ストレスがあるとまず、よく鳴くようになります。ふだんは大人しいのに今日はよく鳴くなあというのは、十中八九何かしらのストレスを感じています。
うちの猫は鳴いているのが通常だと認識している場合は、そもそもその家で飼われている状態が常にストレスとなっているとも考えられます。
毛づくろいが好きな猫も要注意です。あまりに長時間の毛づくろいはイライラの証のこともあります。
またヒトがモノを投げたり壊したりするのと同様に柱やソファー、服飾雑貨などを噛んだり引っ掻いたりするようになります。これはしつけに失敗したせいだけが原因ではありません。
猫に限らず動物のしつけには限界がありますので、どんなに良いしつけをして完璧だと思っていてもある日突然飼い主を困らせる行動をとるのを100%防止することは不可能と心得ましょう。
モノに当たっているうちは良いほうで、飼い主に対して攻撃的になったり反対に近寄らなくなったり臆病になるのはストレスの度合いが高いと受け止めるべきです。
そして食欲不振は最も深刻です。生きる気力を失い欠けているのですから、すぐに気にかけて病気の可能性も考えて病院へ連れていくことも検討します。
人間と同じく便秘や下痢も危険です。脱水症状を起こす前に病院へ直行しましょう。
猫のストレス原因
たとえば飼い主さんご本人に大きなストレスがあり、猫と戯れるのがストレス発散ということもあるでしょう。
しかし猫やペットは都合の良い玩具ではありませんので、お互いに楽しく過ごせるように飼い主さんが気を配らなければなりません。
ふだんは適当にご飯を与えてトイレの掃除もせず、遊びたい気分のときだけ猫可愛がりするというのは倫理上許されることではありません。
猫に限らず動物は自然に近い環境を好みます。
耳が良いので騒音へのストレスは人間以上です。なんでもやたらと物音を立てて生活する飼い主は良いとはいえませんし、外の工事の音や踏切の音などもないほうが嬉しいのは人間以上です。
外の音を遮断するのはなかなかむずかしく現実的ではありませんが、せめて猫の寝床を家の中でも静かな場所にするなどの配慮をしましょう。
猫に耳栓をしようなどとは考えてはなりません。また多頭飼いも大きなストレスになりこともあります。よほど協調性がなければ猫もほかのペットも飼い主は独占したいものです。
子猫を家に迎えるときに最初から一緒に多頭飼いをして成長するのであればストレスも少ないでしょうが、もともと自分1匹だったところに新参者が入ってくるのは喜びません。
猫のストレス解消
飼い猫を外に出すと、外の広さ楽しさを覚えますし外にも縄張り意識が芽生えます。そうなると外出できないのは大きなストレスになります。
家の中でボール遊びをするくらいでは満足しません。外にも出してのびのびさせようと決めたなら、週に何回などと決めて出してあげないと室内で暴れるようになります。
猫ひとりで散策をするのはいろんな意味でリスクを伴います。よその敷地内に侵入することも容易いですし足跡やフン、毛玉を嫌がるお宅ですと飼い主への苦情もあるでしょう。
悪気はなくとも物損なども心配です。猫がひとりで散歩しているのが珍しくないのどかな環境であれば別ですが、街中の住宅街ではリードをつけて一緒に散歩するのが安全です。
交通事故に遭う心配をするくらいなら同行したほうが気楽です。また誘拐される可能性もないとはいえないご時世ですので、面倒でも外に出すなら同行をお勧めします。
外にも出たがらないし家の中でもどこにいるのかわからないことが多い猫は、飼い主さんや家族を信頼しておらず接する時間を減らしたいという気持ちのあらわれです。
一度不信感をもたれると関係の改善はむずかしいので、里親さんを探すなどしたほうがお互い幸せかもしれません。
まとめ
猫のストレス ~症状・原因・対策・解消~
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