「華やかで優雅なネオンテトラ。餌やりや管理などの注意点は?(前編)」では、 ネオンテトラ の水槽設置について、また 餌 の種類についてお伝えいたしました。
後編では、ネオンテトラの水槽のレイアウトや混泳魚についてご紹介いたします。
華やかで優雅なネオンテトラ。餌やりや管理などの注意点は?(後編)
水槽のレイアウト
ネオンテトラは多くの水草の中での遊泳を好みます。
大きな水槽を使用する場合は、さまざまな種類の水草をレイアウトすることで、まるで自身も水中にいるかのような非現実的な光景が楽しめます。
水草はもちろんですが、気孔石と言われている一見流木にもみえる穴が空いたり、でこぼこしたり、さまざまな表情をみせる石がレイアウト作りには最適です。
気孔石は熱帯魚などを取り扱う専門店でも販売されているため入手も容易な上、ハンマーで簡単に割ることもできるため、水槽の大きさに応じて形を変えることも可能です。
そして何よりも石にも関わらず、非常に軽いことが特徴です。
大型の水槽はそのもの自体の重量が重いため、水槽内部のレイアウトを楽しむ際は、できる限り軽量の物を使う必要があると言うことです。
気孔石はさまざまな苔と組み合わせてレイアウトすることで、森の中や湖のようにもみえる神秘的なレイアウトも作り出すことができます。
前述にもあげたように、ネオンテトラは水温は25度前後、水質も中性から弱酸性を好む一般的な熱帯魚で、性格も穏やかなため、水質条件や餌の種類が合う熱帯魚であれば相性が良い種類はたくさんいます。
熱帯魚の中でも代表的なメダカの仲間であるグッピーは、体長もほとんど一緒のため補食の心配も無く、餌の大きさも一緒で良いため相性が良いです。
また熱帯魚初心者でも名前だけは聞いたことがある人も多いひし形のエンゼルフィッシュも基本的には相性は悪くありません。
ただしエンゼルフィッシュが小さいころはネオンテトラと混泳させても問題ありませんが、成長したエンゼルフィッシュは小さいネオンテトラを食べてしまう可能性があるため、混泳は一時的なものと考えたほうが良いでしょう。
混泳させるための魚同士の相性や餌、水質などの問題は、独自の判断だけでなく、命ある物を購入することになるため、熱帯魚を扱っている専門店の店員など詳しい人に事前にきちんと確認するようにしましょう。
まとめ
華やかで優雅なネオンテトラ。餌やりや管理などの注意点は? (後編)
水槽のレイアウト