「豊富な毛色で選び放題ノルウェージャンフォレストキャット(前編)」では、 ノルウェージャンフォレストキャット の特徴や飼いやすさ、また人気となった理由をお伝えしました。
後編では、ノルウェージャンフォレストキャットの 毛色 についてお伝えいたします。
豊富な毛色が人気のノルウェージャンフォレストキャットですが、どのような毛色があるのでしょうか。
豊富な毛色で選び放題ノルウェージャンフォレストキャット(後編)
毛の特徴とは?
猫の毛質はシングルコートとダブルコートの2種類にわけられます。
中でもノルウェージャンフォレストキャットはダブルコートの毛質をもち、保温性を維持する役割のフワフワの産毛のような毛質のアンダーコートと、水をはじいたり直射日光から守る役割を持つ太く固めな長い毛のオーバーコートの構造となるダブルコートの毛質をもつ猫種になります。
ダブルコートの猫は春と秋に換毛期があり、その時期にはフワフワの短いアンダーコートが大量に抜けます。
ノルウェージャンフォレストキャットはそもそも寒い環境が原産なために、換毛期前の冬の時期は非常に毛量が豊富になります。
個体差はありますが、なかでもノルウェージャンフォレストキャットは顔の下の胸の毛の厚みが豊富になります。
その姿は春の換毛期後と比べると、長毛猫とは思えないほど違う猫種くらい毛が抜けてしまう個体もいます。
ノルウェージャンフォレストキャットの特徴は毛色が豊富という点です。
もっとも多くみられる種類は単色に加え、タビーと言われている縞模様が入った柄です。
なかでも白に縞模様が入ったタビー&ホワイトがもっとも数が多いと言われています。
そのほか白に茶色と黒のタビーが入ったブラウンタビーをはじめ、白にクリーム系、レッド系、ブルー系などが入ったタビーがあります。
そのほか白が入らない全身縞模様のオールタビーという種類もあります。
またソリッド、いわゆる単色には黒、ブルー、レッド、白などがありますが、ソリッドの個体数は非常に少なく目にすることはめずらしいです。
なかでも白の単色についてはホワイトソリッドと呼ばれていて、めずらしい単色柄の中では比較的数が多いと言われています。
また赤系と言われているキャメルに近い茶色とホワイト、白地に淡い赤系の色が入るクリーム系、シルバーやグレーに近い色のブルー系とホワイトなどのバイカラーのほかにも、白地に黒や茶が混じった三毛と言われるキャリコなどがいます。
タビー模様に関してもブロッチドタビーやクラシックタビーと言われ、クッキリとした縞模様とは異なり、フワッとした雲のような型をした縞模様柄などもあります。
ノルウェージャンフォレストキャットを購入検討している人にとって、同じノルウェージャンフォレストキャットでもこれだけさまざまな種類の毛色の個体があるため、どの子が良いか非常に悩む人も多いようですが、それがまたこの猫種の人気に繋がっていると言えます。
また元々寒い環境に適応した毛質をしているため、日本の湿度と気温が高い時期はノルウェージャンフォレストキャットにとっては過ごしにくい時期となります。
そのため春の終盤くらいの時期から秋まではサマーカットをしたり、冷房機器や冷たいアルミプレートなどを使って熱中症などの危険性を回避するようにしましょう。
まとめ
豊富な毛色で選び放題ノルウェージャンフォレストキャット(後編)
毛の特徴とは?