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オオムラサキを観察したいなら、幼虫からがおトク?

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oomurasaki youchuu

美しい オオムラサキ に心奪われる方々は多くいらっしゃいますが、実は 幼虫 の可愛らしさも注目されています。

幼虫でしたらじっくり観察できますし、ぜひとも入手したいところです。どこに探しに行けば良いのでしょうか。


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オオムラサキを観察したいなら、幼虫からがおトク?


目次

  • がんばれば出逢える
  • 室外飼育のススメ
  • 欲を出してはダメ
  • あわせて読みたい記事

がんばれば出逢える

知り合いにお礼を渡して採集してもらい、幼虫を送ってもらうこともできないことはないでしょうが時間があるのであればご自分で採集に出向くほうが満足感も上がることでしょう。

オオムラサキは北海道から九州地方まで分布していますから、全く見当はずれなところに出かけなければ幼虫をみつけられるはずです。秘境のような山奥にまで入る必要はありません。ある程度人が管理している雑木林などを好みます。

山の麓を切り開いたような大きい公園の人影がまばらな場所も好条件です。しかしながら、同じことを考える方々も当然いらっしゃるでしょうから早めの行動を心がけましょう。幼虫を採集しやすいのは越冬の頃から春先にかけてです。

雪かきをしながら探すのは現実的ではありませんから、お天気をみながらエノキの木の下に積もっている葉っぱをそっと裏返す、という単調な作業を地道に繰り返すと運が良ければみつけられます。

春先まで待つのであれば、双眼鏡を持ってエノキの枝のわかれ目をじっくり観察して探します。木登りをしている幼虫を発見できます。春先のほうが楽に採集できそうですが、ほかの皆さんに先を越されないように気をつけましょう。

また公園でも石ころ一つ採集禁止のところもありますし、道端の雑木林でも私有地のこともありますので事前に確認が必要です。


室外飼育のススメ

幼虫を採集したら、ご自分としては快適な部屋のなかでじっくり観察したいところでしょうが外でプラスチックケースなどに入れて飼育したほうが生存率は上がります。最も大切なエサですが、お察しのとおりエノキの葉です。

お庭にエノキがない場合、調達しなくてはなりません。エノキは水差しにしても吸い上げが弱いため、すぐに枯れてしまいます。調達するときは大袋に詰め込むのではなく、小分けにして鮮度をキープするようにしましょう。

ホームセンターなどでエノキの鉢植えを購入してくるのもお手軽でおすすめです。幼虫の健康には寒さが必要なので、外気にあたっていないと成長に狂いが生じやすくなります。

お住まいにもよりますが、幼虫をみつけた場所よりも住宅の外のほうが幾分温度は高いでしょうから、過保護にする必要はありません。エノキの葉っぱと一緒にケースに入れて放置して大丈夫です。犬猫や鳥、ネズミなどに襲われないように対策を講じましょう。

強固なプラスチックケースに通気口の開ける、ケージのなかにケースを入れるなど逃げないようにかつ死なないように、責任をもって飼育しつつ可愛い容姿を堪能してください。


欲を出してはダメ

幼虫を採集するとき、せっかく苦労してみつけたのだからと2、3匹まとめて発見したら全て自分のものにしたくなるかもしれません。

しかし現在オオムラサキは「準絶滅危惧種」に指定されており限りなくレッドカードに近い生態です。2、3匹なら乱獲とはいわないだろうと皆が皆同じことをしていたら、あっという間にその一帯でオオムラサキがみられなくなってしまいます。

動物よりも採集することが容易なこともあり、危機感や罪悪感を抱きにくいのかもしれませんが、犯罪行為の一歩手前のことを堂々と行っているのだと自覚しましょう。

オオムラサキに限らず、自然界ではたくましく生きていても環境が変わるとあっけなく天に召されることは珍しくありません。

「幼虫をみつけて連れて帰れば、あとはなんとかなるだろう」、「死にやすいというけれどそんな簡単には死なないだろう」、「もし死んだとしても処分に困るものではないし」などと軽い気持ちで採集するのはやめましょう。

お世話を焼きつつ放任しつつ、運良く孵化の瞬間に立ち会えたらラッキーです。神秘的な様子にハマってしまい、また幼虫をみつけに行きたくなるかもしれません。

孵化したあと、そのまま窓から見送るかどうかは判断次第です。採集したところに放してあげるのも良いでしょう。綺麗だからと部屋から出さずにいると、おそらくすぐに体調を崩してしまいます。

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まとめ

オオムラサキを観察したいなら、幼虫からがおトク?
がんばれば出逢える
室外飼育のススメ
欲を出してはダメ

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