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必ず出逢える?オオルリボシヤンマの生態とは

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オオルリボシヤンマ は日本に生息しているヤンマのなかでは最大級の大型です。

名称からして瑠璃色に輝く希少なヤンマのようにも思えますが、行動を起こせばよほど見当違いの場所に行くなどしない限り発見することができます。


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必ず出逢える?オオルリボシヤンマの生態とは


目次

  • 涼しいところに探索へ
  • 観察の仕方
  • 卵からの見守り方
  • あわせて読みたい記事

涼しいところに探索へ

オオルリボシヤンマは日本のなかでも寒冷な地域に多く生息しています。寒冷というと北海道や東北、日本海側まで足を運ばないといけないのかと面倒くさくなるかもしれません。

しかし西日本でも海に近い地域と山のほうでは気温は異なります。今はどこも暑いイメージがありますが、それでも樹木が生い茂る山中や高原、湿原は多少は涼しく感じられるはずです。

車で行けないようなところまで入ってゆく必要はありません。人里離れた民家もまばらなところの用水路でもみかけることがあります。

一回り小さいルリボシヤンマは高地を好みますが、オオルリボシヤンマは高地の麓あたりの低地にも生息しています。

オオルリボシヤンマは天然記念物ではありませんので、みつけたあとどうするかは個人の自由ですが、虫取り網を振り回して捕まえようとするのは褒められた行為ではありません。

丁寧に捕まえてカゴに入れて帰ると、すでに息絶えていたり相当弱っていたりします。

いくら家のなかを涼しくしたところで、ストレスがなくなるわけでもなく元気になることはまずないでしょう。

ここは良質な動画や写真を撮ることに心血をそそいで帰宅後も楽しむのが最も倫理的ではないでしょうか。


観察の仕方

オスとメス、両方を撮りたい場合はみための特徴を頭に入れておきましょう。オスは全長76~96mm、腹長52~68mm、後翅長48~60mmほどです。

「オオ」とつく割にそれほど大きくないではないかと思われるかもしれません。トンボやヤンマにあまり馴染みのない方には小さいと感じるかもしれませんが、大型なのです。

メスは全長76~94mm、腹長53~70mm、後翅長50~63mmと、オスと体格差のない個体もいるようです。

これでは初めてみた場合、オスメスの区別などつきません。第一、飛びますから双眼鏡でじっと観察できるわけでもありません。

ここで助けになるのが「色」です。成長するとオスは斑紋がブルーに、メスはブルーとグリーンの2種になります。

グリーンであれば間違いなくメスでしょう。しかしブルーはよくよく観察しないと区別がつかないのも仕方のないことです。

どうしても性別が知りたい場合は、動画や写真をたくさん撮って、詳しいひとにみていただきましょう。できれば2人以上にみてもらったほうがより確実です。

見知らぬひとにみられることに抵抗がないのであれば、ブログなどにアップしてご意見を募る方法もお勧めです。

ルリボシヤンマとの区別は胸部の黄色い模様が横(側面)に向かってやや細いのがルリボシヤンマ、太いのがオオルリボシヤンマということになっていますが、図鑑でじっくりみるならともかく現場ではなかなかむずかしいでしょう。

やや小さくグリーン系はオオルリのメスかルリボシとなります。


卵からの見守り方

オオルリボシヤンマの産卵は6~8月頃です。開けた池や湿地の中心から少し離れた鬱蒼とした木々のなかを探してみましょう。

メスが集団をつくって散乱しています。オスもやや遠巻きに飛びながらみているので、発見にてこずることはないはずです。

産卵中のメスは警戒心が弱く、これでもかというくらい近づいても全く動じません。集団になると強気になるようです。

昆虫と同様、草葉に産卵すると思われがちですが水面上や水面下の植物組織のなかにします。運が悪ければ流されたり食べられたりします。

無事に冬を越すと翌春に孵化します。そのまま大きくなり夏には飛び回ると思いきや、幼虫のままもう一度以上越冬します。

幼虫の越冬が何回になるかは個体の生育によるのでしょう。それぞれが自分のタイミングで初夏に羽化します。

幼虫の全長は48mm前後です。幼虫こそヤブヤンマやルリボシと区別がつかないのではと心配になるかもしれませんが、頭部の側面に淡色のラインがありわかりやすくなっています。

泥がついているとキレイにしてあげたくなるかもしれませんが、そっとしておくほうが良いでしょう。

卵や幼虫を家で越冬させるとどうしてもからだが弱い個体になってしまいますので、お勧めはできません。

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まとめ

必ず出逢える?オオルリボシヤンマの生態とは
涼しいところに探索へ
観察の仕方
卵からの見守り方

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