ポメラニアン の 柴犬 カット は5,000円から7,000円が相場の 値段 のようですが、ポメラニアンを柴犬カットにする理由はなんでしょうか。
今回はポメラニアンの柴犬カットのメリットとデメリットをご紹介いたします。
ポメラニアンの柴犬カットの値段とメリット(前編)
ポメラニアンの柴犬カットの値段
犬のシャンプーはほとんどの場合自宅でもできます。しかし肛門周りに貯まる分泌液を絞り出す肛門絞りや足の爪切りなどは慣れていないと中々できないことです。
そのためおしゃれヘアができるような犬種の場合は、定期的にペットサロンなどでシャンプー含め、ヘアカットもおこなってもらうようです。
ではいくらぐらいでやってもらえるのでしょうか。
グルーミングコースやシャンプーコースと言われるものにはシャンプーとリンス以外に爪切り、足裏のカット、耳掃除、肛門絞りなどが入っています。
トリミングコースやカットコースと言われるものはグルーミングコースにヘアカットが加わったものです。
いずれも犬の大きさによって値段が高くなるところが多いようです。
ポメラニアンの場合、柴犬カットなどヘアカットだけで5,000円から7,000円程度が相場のようで、3kg程度の超小型犬に分類されるポメラニアンは、マルチーズやヨークシャー・テリアなどと同額設定が多いようです。
またほとんどの店舗で設定された値段の中にサービスとして、女の子にはリボン、男の子にはバンダナなどのアクセサリーをつけてくれるところが多いようです。
ポメラニアンを飼う人はあのふわふわな毛質と姿を好んでいる人が多いため、特別なヘアスタイルはせず、グルーミングだけを定期的におこなう人も多いようです。
柴犬カットのメリット・デメリット
ポメラニアンはクッシング症候群という病気になりやすい犬種と言われています。
クッシング症候群は正式名を副腎皮質機能亢進症と言い、副腎や脳下垂体に腫瘍ができたり、薬物投与が原因で副腎皮質ホルモンが多量に分泌されてしまう疾患です。
症状としてお腹が膨れる、食欲旺盛になる、散歩に行きたがらなくなる、水を飲む量が増える、脱毛などの皮膚のトラブルが出ます。
クッシング症候群を発症すると、皮膚は非常に皮脂を含みべたつきだします。べたついた皮膚は日が経つとかさぶたとなります。
そのためポメラニアン特有の長髪のままでは、毛が絡まって毛玉がたくさんできたり、所々べとついた皮膚に毛がくっついた状態になってしまいます。
まれに絡まった毛に足の爪が引っかってしまい、自分で無理矢理足をほどこうとして、同時に絡まった毛を根元からごっそり抜いてしまうということもあります。
一度毛玉ができてしまうと、ブラッシングやシャンプーをしてもほどくことは非常に難しく、やむを得ず部分的に散髪せざるを得ない場合もあります。
長髪でふわふわの毛質が特徴のポメラニアンですが、クッシング症候群をはじめとした皮膚病を発症すると、脱毛などの毛のトラブルを起こすため非常に見栄えも悪い状態になってしまいます。
クッシング症候群でべとついた皮膚は細菌繁殖し悪臭を放ちます。皮膚トラブルを拡大させないために、薬用シャンプーで週に数回洗髪する必要があります。
そして洗髪後もしっかりとドライヤーで乾かさないで皮膚が湿ったままの状態でいると、皮膚にかゆみが出て、炎症箇所が拡大してしまうことにもなります。
そのため長髪のままにしておくのではなく、柴犬カットなどのように短髪にすることで、頻繁にシャンプーしても乾かしやすくなり、べとついた肌の細菌感染を最小限に抑えることができるようになるのです。
またクッシング症候群などをはじめとした皮膚トラブルを起こす疾患を発症した場合、その治療代に加え、皮膚管理しやすいように短髪ヘアを続けることでヘアカットの値段も負担となるという点は十分理解しなければならないことです。
まとめ
ポメラニアンの柴犬カットの値段とメリット(前編)
ポメラニアンの柴犬カットの値段
柴犬カットのメリット・デメリット