
ラムキン という 猫 は、マンチカンと巻き毛のセルカークレックスという猫種を交配させ、超小型・短足・フワフワ巻き毛を目指し、育種が続いている猫種です。
ラムキンが、いつか猫種として定着すれば、猫種の中では最も小さい猫種となります。
猫種 ラムキンの性格、価格、飼い方 ~マンチカンの亜種~
ラムキンとは
ラムキンは、猫種としてはまだまだ正式には認められていません。アメリカには猫の血統を認める大きな団体が2つあり、その団体の一つだけが登録を認めている猫種です。
あの人気のマンチカンと巻き毛のセルカークレックスという猫種を交配させて、目指すは超小型・短足・フワフワ巻き毛を目指して、現在まだまだ発展途上の状態にあり、育種が続いています。
しかしながら、このような特徴を持った猫ができれば、人気がでること間違いなしで、猫好きにはたまらない猫種のひとつとなるのではないでしょうか。
ラムキンの性格
まだまだ、発展途上にあるラムキンですが、交配している猫種の性格が大きく影響を与えることがわかっているので、マンチカン寄りの猫であれば、陽気で明るく、好奇心も強く遊び好きな上に、多頭飼いでも仲良くできる猫になるでしょう。
逆にセルカークレックスの性格が強くでてくれば、辛抱強く寛容で、落ち着いた性格になります。そしてどちらも共通なのが、多頭飼いや子どもに対しての対応などが、おおらかですぐに仲良くなれるというところです。
どんな家族構成の家でも、良いムードメーカーになってくれそうです。
ラムキンの購入方法と飼い方
ラムキンは、日本にブリーダーが少なくまだまだ気軽にペットショップでは購入できません。
子猫の値段は平均10万~18万円となっておりますが、ブリーダーに問い合わせて、出産情報などを聞き予約のついでに、価格も聞いておくとよいでしょう。
ラムキンは、もしも猫種として定着すれば、猫種の中では最も小さい猫種となります。だからといって、大人しい訳でもありません。
ですので、飼う際はマンチカンのように、元気で活発なのでキャットタワーなども、体のサイズに合わせて購入してあげると良いでしょう。
しかし、足が滑るようなフローリングなどで飼うと短足のために足が空回りをして、足腰を痛める可能性もあるので、滑りにくいカーペットなど準備してあげることも必要です。
そしてもっとも、他の猫と違い重要なのが、毛のお手入れです。ラムキンは現在、短毛種と長毛種の両方がいます。
しかし、どちらも巻き毛になっているので、絡みやすい上に、汚れやすくなっています。
猫によっては、所々ストレートになっていて、ブラッシングがしやすい猫もいますが、ほとんどが巻き毛なので、毎日のブラッシングはかかせません。
ラムキンは、巻き毛のために皮膚病に掛かりやすく、長毛種がなりやすい、毛求症という病気にもかかりやすくなっています。
毛求症とは、毛づくろいをすることで、毛を飲み込んでしまい、呑み込んだ毛が腸内に溜まってしまって、ひどい時には腸閉塞を起こす病気です。
毛玉を上手に吐き出せる猫もいますが、ラムキンの場合はもともとクリクリの毛のために、大変からみやすく、毛求症になりやすいと言われています。
毛求症を予防するためには、飼い主による毎日のブラッシングやコーミングは必要不可欠です。
ただ漠然と、ブラッシングするのではなくて巻き毛になり、絡まった所などをコーミングで、絡まりをとって、皮膚を刺激して汚れを落とすことを意識して、しっかりとお手入れしなければいけません。
そして、餌もヘアボールコントロールなどを与えたり、猫草を常に食べられるように準備しておくことをお勧めします。
定期的にシャンプーもしてあげれば、皮膚病も予防することができます。上手にお手入れできれば、小さな可愛い羊のような猫を飼うことができ、最高の手触りを実感できること間違いなしです。
まとめ
猫種 ラムキンの性格、価格、飼い方 ~マンチカンの亜種~
ラムキンとは
ラムキンの性格
ラムキンの購入方法と飼い方