小さな体で元気いっぱいな リスザル をペットにしたいと思う人はたくさんいます。リスザルをペットとして飼うことはできますが、 値段 はいくらぐらいでしょうか?
リスザルが快適に過ごせるようにするためには、何をそろえたらよいのでしょうか?
ペットショップでほとんど見かけないリスザルの値段は高い?
元気で好奇心旺盛なリスザル
鼻と口の周りが黒く、つぶらな瞳が愛らしいリスザルは、オマキザル科リスザル属の小柄なサルです。一般に「リスザル」と呼ばれているのは、「コモンリスザル」です。
リスのような毛色をしているのでリスザルと呼ばれるようになったと言われています。大きさは、体長が20~35cm程で、体重が400g~1kg程です。
オマキザル科では最小のサルとなります。寿命は10~15年ほどですが、中には20年近く生きるものもいます。
リスザルは中南米の森林地帯に生息し、数十頭の群れになって木の上で生活します。地上に降りることはめったにありません。日中に活発に行動し、夜は木の上で眠ります。
四肢に5本の指があり、全ての爪が平爪です。長いしっぽは、体のバランスを取る舵の役目を果たしています。木の枝に巻き付けることはできません。
リスザルは雑食です。普段は木の実や昆虫を食べ、時にはカエルや鳥のヒナも食べることがあります。好奇心旺盛でいたずらが大好きです。
ペットとして飼育する場合は、身の回りのものをおもちゃにされないよう注意が必要です。
ペットショップでの購入がおすすめ
リスザルは、大きなペットショップ、またはネットショップから購入することができます。
一匹の値段は約40~60万円です。2005年にペット目的のサルの輸入が禁止され、それ以降は国内のブリーダーがリスザルを繁殖させていますが、一度の出産で一匹しか生まれないため、数が少なくあまり流通していません。
ペットショップの店頭で見かけなければ、入手してもらえるか店員さんに相談してはいかがでしょうか。
コモンリスザルより頭と顔の色が黒っぽい、ボリビアリスザルも同じように入手できます。値段はコモンリスザルと同じくらいです。
リスザルは犬や猫と違って飼育方法が特殊なので、最寄りのペットショップから購入する方がよいでしょう。
購入後もエサや飼育環境のアドバイスを受けることができますし、病気になった時に直接相談できる方が安心です。
遠方のネットショップから購入する場合でも、一度はお店に出向いて直接説明を受けましょう。
エサには何をあげる?値段はいくら?
リスザルには一日2回食事を与えます。エサにはモンキーフードが利用できます。モンキーフードには、サルに必要な栄養素がバランスよく入っているので主食に最適です。
500g入りのフードで500~900円程です。ペットショップやネットショップから購入できます。野菜は、カボチャ、サツマイモ、ブロッコリーなど、果物はリンゴ、バナナ、ミカンなどを食べます。
同じものばかり与えると栄養のバランスが悪くなるので、数種類を混ぜるようにしてください。ひまわりの種やピーナツを混ぜてもよいです。タンパク質の補給のため、ミルワームやコオロギも与えましょう。
コオロギは、100gの冷凍もので2,000円程、40gの生餌で1,500円程です。ミルワームは、生餌が50gで800円程の値段で販売されています。
リスザルに必要な飼育グッズの値段は?
リスザルはとても活発に動くので、飼育するには広いケージが必要です。大型のケージは2万円程で購入できます。トイレを覚えさせることができないので、オムツを履かせた方がよいです。できるだけ小さい頃からオムツをさせて、早く慣れさせましょう。
本来、リスザルは熱帯雨林で暮らしています。リスザルの部屋の温度を常に30度程度に保たなければなりません。そのため、ペット用ヒーターの設置は必須です。ペット用ヒーターは、5,000円程で販売されています。
また、リスザルは十分日に当たらないと、くる病になる恐れがあります。健康に暮らせるように、紫外線ライトも設置する必要があります。
紫外線ライトは10,000円程で購入できます。その他に準備するものは、エサ入れ、水入れ、止まり木、ペットシーツなどです。
まとめ
ペットショップでほとんど見かけないリスザルの値段は高い?
元気で好奇心旺盛なリスザル
ペットショップでの購入がおすすめ
エサには何をあげる?値段はいくら?
リスザルに必要な飼育グッズの値段は?