小型犬と大型犬を比べるとはるかに小型犬の方が 寿命 が長いとされています。しかし、 柴犬 は小型犬に負けずに平均寿命が長い種別です。
柴犬が健康で長生きできるようなコツやポイントを長生きした犬の飼い方にヒントをもらいつつ、栄養面や生活面でご紹介します!
小型犬の方が寿命が長い?意外にご長寿な柴犬の飼い方のコツ
目次
犬の寿命はどのくらい?
犬の寿命に関して小型犬の方が長生きをすると言われていますが、実は柴犬は小型犬に引けを取らずご長寿な種別です。
犬の寿命は10数年とされていますが、柴犬の平均的寿命は15歳です。犬は1年で大人になり、人の年と比較すると1年間で4歳ほど年をとります。
すると、柴犬はおよそ人で60~70歳くらいまで生きますが、中にはかなりご長寿犬がいます。
ギネスブックに最高寿命犬として認定されてた柴犬(ミックス)のぷーすけくんは26年9カ月も長生きした犬です。その他にも20年以上長生きしている柴犬もいます。
長生きをした柴犬にならう飼い方のコツ
ぷーすけくんは外で飼われていたそうで、餌は普通のドックフードを食べていたそうです。
特に工夫されていた印象はありませんが、長生き犬の秘訣はストレスを与えないようにすることがあげられます。
犬の個体が元々持っていた遺伝子も長生きに関連するのでしょうが、ストレスを与えない環境下でしっかりと餌を与えて、運動もさせることが大切なようです。
柴犬は1日に2回ほど散歩に出ると良いとされています。
運動場などで自由に遊ぶ空間がない場合はストレス解消と運動不足解消のため散歩を毎日の習慣としてやっていく必要性があります。
病気にならないように飼うコツ
犬が長生きで最後まで病気をせずに寿命を全うさせてあげたいと思うのは飼い主の親心ではありますが、長生きをすれば人間と同様に病気に罹るリスクが増えてしまうのが現実です。
犬が長生きすることで糖尿病や腎臓病、心臓病などの生活習慣に関わる病気になることが増えているようです。
そこで、大切なコツは栄養とストレス、外部からの影響を抑えることです。
室内での飼育は雨風によるストレスから免れ、蚊やのみ、だにによる被害が受けにくくなるので、できれば、外で飼うよりも良いでしょう。
柴犬の必要な栄養素とは?蛋白質と炭水化物について
犬は肉食動物で草食動物のように蛋白質を構成しているアミノ酸を体の中では合成できません。そのためには餌でしっかりと蛋白質を摂ることが必要です。
ドッグフードは大抵必要な栄養素が入っているために蛋白質不足になることはありませんが、歳をとると必要な栄養分が変化してくるので、例えばシニア用などの年齢に合わせた餌の調整が大切です。
また、炭水化物はエネルギー源として必要不可欠な栄養素です。しかし、繊維を吸収する力が低いので多くの炭水化物を摂ることは良くありません。
時にストレスの原因ともなるので、餌を作っている方は注意が必要です。
柴犬の必要な栄養素とは?人間に通ずる無機質とビタミン摂取!
カルシウムなどの無機質は犬にとっては大きな栄養源で人間よりも多くの割合で必要とされています。煮干しや牛乳なども餌に含めて与えることが大切です。
犬用のサプリメントを利用することも良いでしょう。ビタミンも必須ですが、ビタミンCとビタミンAは体内で作ることができるために人ほど摂らなくても大丈夫です。
ビタミンDは骨を生成するのに必須な栄養源で、人よりも必要とされています。
また、最近は柴犬の認知症が問題になっていて、その原因として餌がピックアップされています。
魚に含まれるDHAやEPAを摂ることで神経細胞を整え、認知症の予防として活用していきましょう。
煮干し意外にも犬用の魚の缶詰も売られているので、気追わずに手軽に利用できる点で有効な手段ですが、もし、家庭で作られる場合は焼いたうえで骨を取ってから与えるようにします。
まとめ
小型犬の方が寿命が長い?意外にご長寿な柴犬の飼い方のコツ
犬の寿命はどのくらい?
長生きをした柴犬にならう飼い方のコツ
病気にならないように飼うコツ
柴犬の必要な栄養素とは?蛋白質と炭水化物について
柴犬の必要な栄養素とは?人間に通ずる無機質とビタミン摂取!