「スタンダードプードルのような洋犬も里親対象?(前編)」では、動物の 里親 になる大変さをご紹介いたしました。後編では、 スタンダードプードル とはどのような犬種なのかお伝えいたします。
スタンダードプードルのような洋犬も里親対象?(後編)
プードルってスタンダード以外にどんな種類が?
トイプードルは流通している頭数がほかのプードルと比較にならないほど多いため里親募集をかけられていることもあるようです。
しかしスタンダードプードルはなかなか里親情報が出されることはないようです。プードルには大きさによって呼び名が異なります。
最も大きいサイズから順にスタンダードプードル、ミディアムプードル、ミニチュアプードルとなり、4番目の大きさでプードルの中でもっともシェアが高い種類がトイプードルとなります。
これ以外にトイプードルよりも小さいサイズで、成犬でも2kg強の大きさのタイニー・プードルや2kg未満のティーカッププードルがここ数年で出回っています。
しかし純粋犬種の登録や保護などをおこなっているジャパンケネルクラブや畜犬における国際的な統括団体である国際畜犬連盟では、この2種類の正式な犬種登録は成されていません。
プードルの歴史はスタンダードプードルから始まります。体重25kg以上、体高50cm前後あり中型犬の中でも大きなタイプの犬種は、きちんとしつけが出来ないと非常に扱いづらいものとなります。
しかしスタンダードプードルをはじめとしたプードルはさまざまな犬種の中でも賢さは顕著で、もっとも賢いと言われているボーダーコリーに次ぐとも言われていて、飼い主にも従順で、子供がいるファミリーでも飼育は難しくないと言われています。
古くからスタンダードプードルは水辺における猟のために活躍した猟犬だったため、十分な散歩時間が必要です。
ただひたすら歩く散歩よりも、非常に快活な犬種のためボールキャッチなど遊びを取り入れた散歩をすることで、より一層飼い主に対して従順となります。
高貴なスタンダードプードルは里親募集ってある?
プードルの被毛はペットショップなどで頻繁に目にするブラウン、ブラック、クリームをはじめ、レッド、シャンパン、シルバー・グレー、アプリコット、ホワイト、ベージュなどがいます。
プードルは被毛がカールしていて、体のバランスも良く、さまざまな犬の中でも気品且つ高貴ささえ感じられる犬種と言われているだけあり、ドッグショーにも盛んに出場がみられます。
ヘアスタイルもドッグショーに出場するためのスタイルとされるコンチネンタルクリップやブーツカットを始め、一般的にペットとして家庭で楽しむヘアスタイルもアフロカット、サマーカット、テディベアカット、ラムカット、モヒカンカット、トップノット、ムスタッシュ、ツインテールスタイル、マッシュルームカット、ビションカット、リーゼントカットなど多くのスタイルがあります。
プードルの中でももっとも大きいスタンダードプードルは元々の流通頭数が少ないことを始め、血統証登録している可能性が高い犬のため里親募集は非常に希少と言えます。
しかし希に、ブリーダー本人が高齢で閉鎖するなどさまざまな理由によって、飼育していた犬たちを手放さざるを得なくなって譲渡会で里親募集する場合があります。
ブリーダーはそもそも販売目的で飼育しているため体質的な問題をもつ可能性も低く、非常に良い状態で譲渡会に出されます。
このような状態の個体は非常に人気が高いため、すぐに里親が決定してしまう可能性が高まります。そのため里親募集情報は頻繁にチェックしておくことをお勧めします。
まとめ
スタンダードプードルのような洋犬も里親対象?(後編)
プードルってスタンダード以外にどんな種類が?
高貴なスタンダードプードルは里親募集ってある?