飼いやすい犬として有名な トイプードル ですが、その 寿命 はなんと17年にも達します。17年という寿命を全うするためには食事と運動に気を付けなければなりません。
今回は、トイプードルの飼育方法や罹りやすい病気、病院や保険料をはじめとする諸経費についてもお伝えいたします。
トイプードルの寿命と長生きのコツは? ~飼育・寿命・病気~
飼いやすさNo.1
素直で愛嬌があり遊ぶことが大好きなトイプードルは飼いやすい犬として有名です。その性格からひとり暮らしの方にも人気がありますが、ちいさいお子さんのいるご家庭からも人気のある犬種です。
飼いやすいと言われる所以は性格だけではなく、毛が抜けづらい、無駄吠えが少ない、動物臭があまりない、頭が良く忠誠心が強いという点があげられます。
特にちいさいお子さんのいるご家庭では衛生面での心配事があるかと思いますが、トイプードルは抜け毛の少ない犬種ですので毛の掃除に苦労することはありません。
トイプードルにかかる費用
犬を飼うというとペットフード代くらいしか思い浮かびませんが、実はフードのほかに生活用品や医療費が毎月発生します。
ペットの生活費
- ペットフード(3,000円~5,000円/月)
- ペットシーツ(1,000円~1,500円/月)
- トリミング(6,500円~7,500円/月)
- ペット保険(2,000円~/月)
- 予防接種(7,000円~9,000円/年)
- フィラリア(7,000円/年 5月~12月まで)
- 狂犬病(3,000円~4,000円/年)
上記を計算しますと、トイプードルを飼う費用として年間20万円ほど必要となります。
また注意点としては電気代が増します。トイプードルは暑さや寒さに弱いため、留守中でも冷暖房をかけていなければなりません。特に夏は熱中症に気を付けなければなりません。
また冬には洋服が必要となります。犬に服は変だと思われるかもしれませんが、トイプードルの体は地面に近いため体温を奪われてしまいます。ですので、お散歩の際には洋服を着せると安心です。
そのほか、旅行中に預けるペットホテル代やしつけ教室の費用も考慮しなければなりません。
トイプードルの寿命
以前はトイプードルの寿命は15年程度といわれていましたが、最近ではその寿命は17年とも18年ともいわれるようになりました。
動物医療も発達し高齢犬も増えましたが、犬も人間同様10歳を超えるとなんらかの疾患を抱えることになります。
トイプードルはちいさい時から足の関節が弱い犬ですので足に気を付けなければなりませんが、高齢になると心臓病を発症することも多い犬種です。
心臓病の薬を飲み始めると、つぎに副作用で腎臓が悪くなります。すると内科的療法を試みますが効果がない場合は、人工透析が検討されることもあります。
また犬も人間同様、白内障や認知症を患いますので、高齢になるほど気を配らなければなりません。
トイプードルを飼うタイミング
トイプードルの寿命は17年ほどです。人間でいえば高校生か大学生の年齢にまるまで生きています。ですので、特にちいさいお子さんのいるご家庭では飼うタイミングを考えなければなりません。
お子さんがちいさい頃にトイプードルを飼い始めたご家庭では、ちょうど中学受験や大学受験のころに愛犬が高齢をむかえるのではないでしょうか。
高齢になればなるほど、医療費や介護費も増し、また介護のための時間も必要となります。精神的な問題だけではなく、経済的負担も考慮しなければなりません。
長生きのコツは?
元気に長生きする秘訣は、なんといっても毎日の食事と運動です。食事は愛犬の体質に合ったものを選びましょう。国内外さまざまなペットフードがありますが、なるべく無添加のものを選ぶようにするとよいです。
トイプードルは、いろいろなものに興味を示す犬種ですので、ストレス発散をかねてお散歩をすると喜びます。適度な運動によって筋力もつきます。また高齢犬の場合は、外からの刺激により認知症予防にもなります。
そして最後にペット保険です。子犬の頃にはさほど必要としなかった保険ですが、犬も人間同様高齢になれば持病を抱えます。血液検査やレントゲン、薬代だけでもひと月に数万円は要します。若いうちから保険を検討することをおすすめします。
ペットとの生活にはプライスレスな喜びがあります。だからこそ、最後まで責任を持って飼うという覚悟が必要なのではないでしょうか。
まとめ
トイプードルの寿命と長生きのコツは? ~飼育・寿命・病気~
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トイプードルにかかる費用
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トイプードルを飼うタイミング
長生きのコツは?