日本では10 種類 ほどの うさぎ が入手可能ですが、初めてうさぎを飼う方にとって 性格 や特徴は気になるところです。
今回は、うさぎの基本的な性格と、初心者にもおすすめのうさぎ4種類をピックアップし、それぞれの特徴についてご紹介します。
うさぎの種類と性格 ~飼いやすい種類と特徴は?~
目次
うさぎの性格
うさぎは犬や猫に比べてペットとしての歴史が浅く、生態がまだ解明されていない部分が多い動物です。
また自然界では他の動物に食べられる存在なので、基本的には臆病で神経質です。
音や匂いなどにも敏感なので、飼う際にはうさぎが怖がったりストレスを感じてしまわないような環境にしてあげることが大切です。
うさぎの性格は性別によっても違いがあります。
オスは縄張り意識が高い反面人に懐きやすく、活発で好奇心旺盛なうさぎが多いです。
メスはどちらかというとクールでマイペースですが、妊娠・出産した場合は子供を守るため気が強く神経質になることがあります。
慣れると非常に甘えてくることもあるので、いわゆる「ツンデレ」なタイプがメスには多いと言われることもあります。
またうさぎ自身も、さまざまな個性を持っています。特に子供のうちは、どんな性格のうさぎなのかわかりづらいことが多いものです。
しかし飼い主との信頼関係ができてくると、非常に感情豊かで愛情深く、飼い主の後をついて回ったり抱っこをせがんだりと、可愛らしい面を大いに表現してくれるようになるでしょう。
もちろん最初から「こういう性格のうさぎと暮らしたい!」という希望があれば、ある程度うさぎの種類を選んでいくことも大切です。
次からは、日本で人気のうさぎ4種類について、性格の特徴と接し方のポイントにフォーカスしてご紹介します。
ネザーランドドワーフ 小さくて可愛らしい仕草がたまらない!
あの「ピーターラビット」のモデルともなったネザーランドドワーフ。ペットショップで目にした方も多いのではないでしょうか。
大人になっても体重1~1.5kg程度の小型のうさぎです。
性格は好奇心旺盛で人懐っこく、やんちゃで遊び好き。一度飼い主との信頼関係が生まれると「撫でてほしい」や「抱っこ」をせがんだりなど、自分から甘えてくれるようになります。
一方で気が強く神経質な一面もあり、縄張り意識が特に強い種類としても知られています。
ストレスにも弱いので、多頭飼いにはあまり向きません。一対一でその子だけに愛情を注いであげられるような飼い方がおすすめです。
ロップイヤー 垂れ耳がかわいい!
ネザーランドと並んで人気のうさぎが、耳が左右に垂れているのが特徴のロップイヤーです。
一口にロップイヤーといっても種類はさまざまで、人に懐きやすい「ホーランドロップ」や特に耳の長い「イングリッシュロップ」、ライオンのようなたてがみがある「ライオンロップ」などがあります。
体重も1.5~4kgと種類によって幅があります。
性格は穏やかで人慣れしやすく、飼い主とのスキンシップが大好きな個体が多いです。
ただし飼い主の様子をよく見ている賢い面があるので、愛情表現を怠ったり手を抜いたお世話をすると信頼を壊してしまう可能性があります。
ストレスを貯めないためにも、1日最低1回は、ケージから外に出して沢山遊んであげましょう。
ミニウサギ どんなうさぎになるかは未知数?
ミニウサギとはさまざまな種類が掛け合わさった、混血種の総称です。ペットショップでは上記2種と比べてかなり安価に売られていることが多いです。
「ミニ」と言われるのは子供のうちで、どのくらいの大きさになるのかは大人になってみないとわかりません。見た目の模様も性格もそのうさぎによって大きな幅があります。
また純血腫よりも体が丈夫で病気に強く、長生きする個体も多いようです。
どんな大人になるかわからないところが魅力の一つでもありますが、子供のころから愛情をもって接すれば必ず懐いて信頼してくれるようになるでしょう。
ミニレッキス 手触りの良さは抜群!
毛並みの質が抜群に良い「レッキス」といううさぎと、ネザーランドドワーフを掛け合わせて生まれた小型の品種です。
その手触りの良さと飼いやすさで原産国のアメリカでも非常に人気が高い種類です。
体重は1.5~2kgほどの短毛種で、毛色のパターンもさまざまです。
性格は他の種類のうさぎと比較しても落ち着いていて、しつけがしやすいです。また、非常に賢いのでやり方次第で芸を覚えさせることも可能です。
うさぎの中でも総合的にバランスが良く、初心者でも飼いやすくおすすめの種類です。
まとめ
うさぎの種類と性格 ~飼いやすい種類と特徴は?~
うさぎの性格
ネザーランドドワーフ 小さくて可愛らしい仕草がたまらない!
ロップイヤー 垂れ耳がかわいい!
ミニウサギ どんなうさぎになるかは未知数?
ミニレッキス 手触りの良さは抜群!