
ワイマラナー はドイツ原産の狩猟犬です。 性格 はもともと狩猟犬ですから、主人の命令には従順に行動しようという素質が備わっています。大きさは、オスでも70cmはありませんし、体重も32~40kgと身軽です。
今回は、ワイマラナーの性格 や特徴、飼育方法、しつけのコツをお伝えいたします。
ワイマラナーの性格 ~特徴・飼育・しつけのコツ~
ワイマラナーの性格
ワイマラナーはドイツ原産の狩猟犬です。大きさは秋田犬ほどで大きすぎず小さすぎず、狩りには適した身体です。
体高はオスでも70cmはありませんし、体重も32~40kgと身軽です。
ぜい肉のない引き締まった容姿に魅せられる飼い主さんは多いようです。
もともと狩猟犬ですから、主人の命令には従順に行動しようという素質が備わっています。
子犬のときに飼い犬として家に迎えたら、主人と家族をじっくり観察して自分の忠誠をはたらかせるのはここにいる人たちと認識します。
その分、他人さまに対して警戒心が強いまま成長すると思わぬ事故につながる恐れもありますので、幼少のころからなるべくオープンな性格に育つようにしつけましょう。
人間の子どももそうですが、オープンな性格に育つにはまず育てる人がオープンな性格でなければむずかしいものです。
人の子の場合は身内以外の目上のひとの影響を強く受けて、親とは似ても似つかぬ性格の持ち主に成長することもありますが、犬や動物はほぼ飼い主と家族次第です。
他人の出入りの多い家であれば、ワイマラナーも物心つく前から慣れてきて他人が危険人物ではないことを認識できるようになります。
警戒心が強くはたらく機会が多いと疲れてしまい、ストレスにもなり健康に良いものではありません。
ワイマラナーの警戒心はほかの多くの犬種とは少々異なり、自分のテリトリーの侵入者、ではなく飼い主と家族と自分のテリトリーへの侵入者と判断します。
そのくらい身内への愛着が強い犬なのです。
ワイマラナーの特徴
狩猟というのは貴族さまの遊びですから、かつてはドイツやヨーロッパの貴族の宮廷で買われていました。
そのためもともとの飼い主に似て温和で上品なところもワイマラナーの魅力に一つです。
しかしながら少々社交性にかけるところがあるようです。
貴族の家にいると飼い主と家族、使用人くらいしか接する人間はいませんから、一般大衆にまで愛嬌を振りまく性格にはならなくても不思議ではありません。
現代の一般家庭で飼われる身となったからには、社交的にしたほうがメリットは大きいので子犬のうちから大きい公園やドッグスポーツ施設などに連れて行きましょう。
身内以外の人間や動物の存在を知るのは早ければ早いほど良いです。ワイマラナーは身内以外とはあまり関わりたくない内気で人見知りなところがあります。
したがって成長してから他人の存在を知るようになると、もともとは上品な性格とはいえ大型の狩猟犬ですから、危害を与えてタダでは済まないことになりかねません。
ワイマラナーは賢いので、飼い主と家族との信頼関係さえ築くことができればしつけに苦労することはありません。
ワイマラナーのしつけのコツ
しつけは家に迎えて環境に慣れてリラックスできるようになったら、さっそく始めるべきです。
子犬だからと甘やかしているとあっという間に大きくなって手がつけられなくなってしまいます。
小さいときはいうことをきかなければ持ち上げてサークルのなかに入っていてもらえばそれで済みますが、大きくなるとそんなことはむずかしくなります。
ワガママ放題に育つと頑固なところも目立ってきます。主従関係は子犬のときに強固なものにしておかないと、しつけをトレーナーさんにお願いするようなことになってしまいます。
主従関係をワイマラナー認識してもらいやすいのは、散歩がいちばんです。
行き先などは飼い主さんや家族が決めますし、外で立ち止まったりウロウロし始めたら毅然とした態度で命令します。
そうすると狩猟犬だった先祖のDNAがよみがえってきて頭が冴えてくるのです。毅然とというのは、怒鳴り散らすことではありません。
理想としては根気よく教え諭す君子をイメージしてください。
怒ったり叩いたりするのは、そのときは怖いので仕方なくいうことをききますが、大型犬は逆恨みすることが多いので成長してから横暴な態度をとると飼い主といえど攻撃されます。
毎日2時間以上運動をしながらほめてほめてほめちぎって、お互いに心身ともに成長できると良いでしょう。
まとめ
ワイマラナーの性格 ~特徴・飼育・しつけのコツ~
ワイマラナーの性格
ワイマラナーの特徴
ワイマラナーのしつけのコツ